むち打ち症になると、首を固定するコルセットは当たり前と思っていました。首にコルセットをしている人をみると、交通事故でのむち打ちを想像しますよね。
ところが、首のコルセットは、まったく意味がないそうです。
首を安静にさせるためにコルセットを出す医師もいるそうですが、コルセットをすぐに出す先生は、わかっていない医師だそうです。
あのコルセットは、医者が見てても恥ずかしいといいます。「動かさないで安静にしましょう」は、昔の治療法で、今は、コルセットをだすことはありません。
脊椎の専門の先生が、安静にさせる目的で出す場合がありますが、むち打ちの治療には使いません。
固定はせず、動かせる範囲で動かしながら治します。
また、腰痛の85%は原因不明だそうです。
レントゲンやMRIをとって、
・はっきり骨折ですね
・ここにバイキンがついて炎症を起こしています
が15%です。
それ以外85%の人の原因はよくわかりません。精神的なストレスが大きな原因になっていることも多いそうです。
腰痛の時に貼るのは、温湿布、冷湿布どちらでもいいそうです。温かい、冷たいは皮膚の感覚で、湿布は皮膚から痛み止め成分を吸収させ痛みを和らげているので、温冷どちらでもいいそうです。
気持ちのいいほうを使ってください、とのことでした。