老眼は誰でもなるもの。それが当たり前として、私たちは受け止めてきました。
そうして、40代後半になって老眼鏡を購入。でも、とったり外したり、いつの間にかどこに置いたか忘れてしまったり・・・。
携帯のメールや文字が読めなくなった時は、本当に自分の年齢を感じてしまいました。
遠視の進行に従い、老眼鏡の度数を強くして、いつの間にやらメガネが3つも、4つも貯まっていきます。でも、その老眼を治す手術法があるそうです。
老眼を劇的に治す手術法
慶応義塾大学医学部 坪田一男先生は、老眼や角膜移植、ドライアイの第一者として活躍しています。
老眼とは水晶体が硬くなり、それを調整できなくなる状態をいいます。
●老眼回復手術 1 モノビジョン・レーシック
モノビジョンレーシックは、片目を遠くに、片目を近くにピントを合わせるレーシック手術です。
そうすると、左目、右目という意識はなく、脳で立体的組み合わせてくれるため、遠くも近くもはっきり見れるようになります。
●老眼回復手術 2 CK(伝導性角膜形成術)
ラジオ波を使い、片方の目の角膜の形を少し丸くして近くを見えやすくします。
手術時間は10分で、角膜を傷つけるリスクがほとんどないそうです。ただし、2年か3年にもう一度手術を追加する必要があります。
●老眼回復手術 3 アキュフォーカス・リング
小さな穴が空いた、直径3.8ミリのアキュフォーカスリングをいれこみます。
ピンホール効果(小さい穴を通して見るとピントが合う)を利用して、目のピントを合わせます。
●遠近両用眼内レンズ
白内障が起こった時、同時に老眼を治してしまうレンズを入れ込んでしまう方法です。
専門医に相談して、自分にあった治療法を選んでください。