今、健康で長生きするための条件として、まったく正反対の論説が出回っています。
一例を上げてみますと
①長生きしたけりゃ肉を食べるなVS肉を食べる人は長生きする
②コレステロールを下げろVSコレステロールは高い方が長生きする
③肥満大敵VS多少メタボが長生きする
それぞれが、しっかりデータを示して説明されるので、私たちにとっては、どっちを信じていいのかよくわかりませんね。
著名人では、聖路加病院の日野原先生や、瀬戸内寂聴さんなどは毎日のように肉を食べて、頭も体もシャープでいらっしゃるので、やっぱり、肉かな・・と思ってしまいますよね。
今回は、このあたりをしっかり決着をつけてくれます。
長生きするには60歳を超えたら肉を食べる
人間の体は、20種類のアミノ酸が必要ですが、そのうち9種類を食品からとっています。それを効果的に供給してくれるのは肉です。
90歳以上の元気な高齢者は、肉を食べている人が多く、瀬戸内寂聴さんは、いろいろな人から「とにかく肉を食べろ」と言われ60歳ころから、肉を食べ始めたそうです。
瀬戸内さんは、肉のお陰で頭がシャープに動き、小説を書いていると思っているそうです。たけしさんの話しでは、黒澤明監督もバリバリ肉を食べていたそうです。
肉の1日の摂取量は、60g~100g、同じ量の魚をとると理想的になります。
人間には必須アミノ酸が必要です。アミノ酸をとるには、植物性と動物性があるのですが、肉と大豆は同等のアミノ酸価100を持ちます。
日本人の平均寿命は、肉を食べるようになってから伸びたのは事実ですが、それが肉のせいか、医療環境か、生活環境か、食生活なのかはっきりわからないといいます。
結局、肉の件の結論は、よくわかりませんでした。人には体質というのがありますから、肉をとって長生きする人と、そうでない人がいるんではないか、と思うのですが・・。
皆さんは、どう決断しますか。