一人暮らしで誰にも看取られず亡くなる人は増え続けています。孤独死・・・嫌ですよね。倒れてすぐに発見されればまだ良いですが、真夏の暑い日が続くなか、1周間も発見されなかったらと思うとぞっとします。

孤独死を防ぐために結婚や再婚する人が増えているそうですが、たとえ結婚していても夫婦同時に死なない限り、1人で亡くなる可能性がなくなることはありません。

ですので、単に自分の死を看取ってほしいとだけ思って結婚すると、大きな誤算が生じるかもしれませんね。人生は何が起こるかわかりませんし・・

しかし、結婚することで、お互いの付き合いの世界は2倍、あるいは3倍になり今の環境より多くの人と関わりあうようになるのは確かです。

熟年婚活

孤独死を恐れるより、熟年婚活の1番のメリットは、寂しい老後の生活を分かち合い、楽しさを倍にし、苦しさや悲しみを半分にするのが理想ですよね。

いま、熟年の婚活がブームです。楽天やイオンなどの大手企業や、老舗の結婚相談所が運営する婚活サイトは、若い人から熟年まで幅広い層が利用しています。

ネット上で簡単なアンケートに答えるだけで、自分にあったお相手を見つけれくれる。気軽に登録し、料金もリーズナブルなのが特徴です。

50代からの結婚 安全な婚活サイトとは|失敗しない選び方

一昔前の出会い系サイトのイメージは完全にありません。

とはいっても、現実には、そのようなシステムを利用しないで結婚を、希望している人もいますよね。スーパーJチャンネルでは、そんな熟年婚活のマル秘現場に潜入しレポートしました。なかには30歳の年の差婚も!?

皆さん、どんな形で婚活しているのか気になりますよね。

熟年婚活の現状とは・・

年末やお正月は、ことさら寂しさが募る一人暮らし。もう、これ以上さみしい思いをしたくないという高齢者が、年の瀬に向かって本格的に婚活を初めているそうです。

婚活パーティは、色々な場所やシチュエーションが用意されています。

●東京湾のクルージングで行われた婚活パーティ
「サンセットクルージング婚活パーティ(参加費11000円)」。平均年齢は、女性50歳前半、男性60歳前半と言う男女で盛り上がりを見せていました。

年末年始一人で過ごさないで、パートナーと過ごしたいという意気ごみの人の参加が多いということです。

●庶民感覚で月島もんじゃ焼き婚活パーティ
一方、月島で行われた「月島もんじゃ焼き婚活パーティ(参加費1000円)」でも50人以上が集まったそうです。

●得意の喉でカラオケ婚活パーティー
また、カラオケ婚活パーティーも盛況です。番組で紹介された男性は3名。

●ダンディな80歳男性
15年前妻に先立たれてからは一人暮らし。婚活歴は8年だそうです。一人で黙々と食べるより、二人で会話しながら食べたいといいます。

●田中裕子似の52歳の女性
婚活で知り合ったのは、52歳の田中裕子似の結婚歴のない女性。年の差はなんと28歳です。親子ほど年の離れたお相手ですが、次に巣鴨で開かれるカラオケ婚活に誘われたそうですが、女性は欠席したそうです。

●6人と同時に付き合う72歳男性
自由奔放な男性72歳は、自分がバリバリ動ける間にパートナーを見つけたいそうです。現在は、6人の女性と同時に付き合いながら理想の女性を見つけている最中。来年の1月までには、結婚を決めたいと言います。

●婚活歴8年の84歳男性
元銀行員84歳は、婚活歴8年になるベテランです。孤独死が嫌で、話し相手が欲しい。そんな気持ちでもう8年間も婚活を続けています。カラオケ婚活パーティで知り合った三田佳子さん似の女性には振られてしまったそうです。

「女性は難しいな・・・」とポッと呟いたのが印象的でした。男と女・・・そう簡単にはいかないようです。