アメリカの国立がん研究所が発表した、がん予防に効果的な食品、デザイナーフーズプログラムが、最近話題になってますね。

ガンを予防する品目として
・ニンニク、キャベツ、大豆、たまねぎ、ニンジン、ピーマン、カリフラワー

・トマト、なす、ブロッコリー、きゅうり、じゃがいも、マスクメロン、バジル

・ターメリック、あさつき、オレンジ、グレープフルーツ、ベリー、レモン

など20品目がピックアップされています。

玉葱は、それらの品目の二群に分類されていますが、特に、消化器系のガンの予防効果があると言われています。

たまねぎ

その他、たまねぎには、血糖値低下、高血圧抑制、抗アレルギー作用、肝機能強化など、本当に色々な効果があるようです。

たまねぎを切ると、特有のニオイと涙がつきものですが、あれはたまねぎの細胞が壊れて硫化アリルの成分イソアリインが揮発するため。

イソアリインには、コレステロール値や中性脂肪値を下げたり、血栓をできにくくし動脈硬化を防いだりする効果があります。

何気なく捨ててしまう茶色のたまねぎの皮は、ポリフェノールの仲間のケルセチンの宝庫だそうです。

タマネギの皮を煮だして飲めば、血圧を下げたり、善玉コレステロールを増やす効果があるとか。

たまねぎは、三大生活習慣病「がん、心臓病、脳卒中」に効果バツグンといわれています。

上手に食べて体質改善、健康増進を図りたいですね。

なんとカレーのハウス食品が、タマネギの効能にいち早く注目して、ケルセチンとシクロアイリンがたっぷりはいった、ハウス『天然効果(R)タマネギの力』を開発していたのには驚きました。

忙しい方や、ドロドロ血液で悩んでいる方、タマネギ効果でいち早く体質改善を図りたい方には、いいかもしれませんね。

世界の名医が認めた「胃がん予防効果」のある食材 たまねぎ

たまねぎに含まれているポリフェノールの一種の「ケルセチン」は、がんに対して抗酸化物質として働き、胃がんの発生を予防します。

・1日半個以上食べる人は、胃がんの発生リスクは50%減
・1日1回以上食べる人は、胃がんの発生リスクは66%減
というデータが、世界の医療機関から報告されています。

胃がんのリスクは、萎縮性胃炎になっているかどうかで判定することができます。

萎縮性胃炎は、血液中のペプシノゲンを調べることで調べることができます。

たまねぎを毎日食べている、佐賀県のタマネギ農家の人の血液中のペプシノゲンを調べてみたところ、ほとんどの方の胃が健康状態でした。

タマネギに含まれるケルセチンは、調理法によって摂取できる量が大きく変わってきます。

胃がん予防が期待できる賢い調理法

①切った後水にさらさない
②汁物に入れ、まるごと食べる

ケルセチンは水溶性で水に溶けて流れてしまいますが、長時間煮込んでも失われにくいそうです。

目安は1日1個が目安です。

医学界が認めたもう一つの食材 にんにく

にんにくを多く食べる人は、胃がんの発生率が50%以下になると発表されています。

その効果を発揮するのは、ニンニクに含まているDATS。DATSはピロリ菌によって痛めつけられた細胞がガンに変化する前に、その細胞を自殺させてガンになるのを防いでくれます。

ニンニクの効果的な食べ方

①ニンニクを細かく切る
にんにくは、切ったときにより多くのDATSをだします

②油と一緒に食べる
DATSは脂溶性なので油と一緒にとるといいそうです。

目安としてニンニクは、1日辺り4g(1片)食べると、胃がんリスク(研究中)減らすことが期待できるそうです。

にんにくは、熟成発酵させた、黒にんにくが注目されていますね。