おいしいラーメン屋と言えば、行列ができるものと言うのが常識のような気もしますが、ところがそうでもないんですよね。
行列ができるラーメン屋を見ると、「きっと美味しいのだろう」と勝手な思い込みをするのは、人間の心理でしょうか?
「行列ができる=美味しい」と言う図式から、サクラを使ってまでわざわざ行列をつくるお店もあると言う噂も聞きます。
テレビ東京では、そんな常識を覆す番組で、行列のできない激うまラーメン店を紹介しています。今回は、その第5弾。
日本人は並んで待つことを気にしない国民だと言われていますが、なるべくなら待ちたくないし、待たなくても美味しいラーメンが食べられるなら、これほど嬉しいことはありません。
前回は、牛田駅近辺のラーメン屋で、地元の人達が「おいしい」と語った「日の出屋」が紹介されました。
秘伝のタレで煮込んだチャーシューが人気で、地元の人にとってはなくてはならない店なのに、なぜ行列ができないかと言うと、和菓子屋も売っていることから、初めての人が入りづらいと言うのが理由らしい。
また、スープにとうもろこしを入れた「鶏白湯」というラーメンが、人気の文京区にある「らーめんいっとく」。このラーメンは、子供に大人気。
よって店に来るお客様は家族連れが多く落ち着かないため、行列ができないと言われています。
このように、地元住民に愛され、美味しいのに行列ができないラーメン屋は、まだまだあるようです。
何のかんの行っても日本人はラーメンが大好き。時々おいしいラーメンが無性に食べたくなりますよね。
番組で紹介される激うまラーメン
●サイケデリックで派手な外観に入店するのに勇気がいる、自家製ラー油の坦々麺の店
豚のひき肉を溶かしてつくったスープと唐辛子たっぷりでつくった自家製ラー油の超級坦々麺(700円)
・・・世田谷区千歳船橋 坦々麺 よつ葉
●いい波が来たら臨時休業しサーフィンに行ってしまう塩ラーメンの旨い店
トロミがある塩ラーメン(650円)はさつまいもでとろみと甘味を加えハワイの塩を使用。
・・・足立区北綾瀬 らぁ麺 波(しー)
●居酒屋を間借りして昼間だけ営業しているので認知度が低い魚介中華そば店
牛のアキレス腱を使ったスープと真ん中に置いた魚粉を溶かしながら食べる魚介中華そば(700円)
・・・東京都立川 麺や 独歩
●店主が釣ってきた魚でダシをとるので、獲れ高で味が週替わりするスープのラーメン店
伊豆大島で自分で釣ってきた魚でつくったスープは透き通って麺との相性がばっちりの塩ラーメン(800円)
・・・東京都渋谷区 ラーメン526こじろう
●エビにこだわるが看板が小さくて伝わりづらい、激戦区新宿の外れにあるらーめん店
6キロの海老のエキスを使ったオレンジの色の濃厚スープと魚粉が自慢の海老らーめん(780円)
・・・東京都新宿 新宿モモンガ
●和菓子屋の先代に遠慮してラーメン店の看板をださないため気ずかれないラーメン店
御菓子司満月のこだわりの小麦を使ってつくった手製の麺と二番だしに鴨ガラで作ったスープが自慢の鴨汁つけ麺(700円)
・・・東京都大泉学園 満月
●青い看板でラーメン店には見えないため気がつかれない和風イメージのラーメン店
エッジの効いた麺と中国のラカンカとビール酵母を使ったスープ、で作ったオンリーワンのねりごまつけ麺(700円)
・・・東京都板橋区大山 麺屋 龍神
●元数学教師がオリジナルの撹拌マシーンを駆使し、理詰めで作った鶏そば店
究極まで鶏の旨さを引き出すことに専念し計算しつくしてつくった中濃度鶏そば(700円)
・・・東京都豊島区東長崎 オリオン食堂 鶏玉
●中国歴代皇帝が食べたと店主が自称する、江戸野菜やワインも取り入れた宮廷麺の店
●焼き鳥店出身の店主が銀座の一等地で作る、とりそば自慢のラーメン店ではなくバー
●駅から遠い上にガレージに見えるので、客が認識できない醤油ラーメン自慢の店
どれもうまそうでしたね。お近くにも、人知れず美味しいお店があるかも。