いちごのシーズンがやってきました。あまくて、ジューシーで、一度食べたらやめられないのがいちごの魅力。スーパーで並ぶ美味しそうな真っ赤ないちごに、つい手がでてしまいますよね。
今、いちごはブランド競争の時代です。福岡の「あまおう」、佐賀の「さがほのか」静岡の「紅ほっぺ」、栃木の「とちおとめ」、その他にも、奈良「古都華」熊本「ひのしずく」群馬「やよいひめ」など有名どころがずらり。
利酒ではないですけど、一度ズラッと並べて食べ比べしてみたいですね。
いちご生産量は、46年連続で栃木県がNO1だそうです。しかし、次々と現れる各地の新品種に押されて、トップの座も危うい状態になってきました。
そこで、栃木県が17年の歳月をかけ生み出したのが、新品種「スカイベリー」。スカイベリーは、果実1つあたりで平均25グラムと、普通の大きさの3~4倍の大きさがあります。
大きさだけではなく、口いっぱいに広がる甘さはまさに「いちごの最高級品」。一度食べたらやめられないそうです。でも、値段は1粒700円ですから、ちょとやそっとの気合では食べられないですね。
新品種「スカイベリー」はどのようにして生まれたのか、いちごの一番美味しい食べ方や選び方、絶対にやってはいけないことなど、3月21日放送の「ジョブチューン・アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBS)で紹介してくれました。
紹介してくれたのは、いちご一筋30年のいちご農家、梁島源智(やなしまもとのり)。「形の悪いイチゴが甘くて美味しい」など、イチゴ好きにはたまらない、いちごにまつわる裏側をたっぷり教えてくれます。
ジョブチューンで紹介してた美味しいイチゴの食べ方はここから
イチゴは先のほうか食べず、ヘタのほうから食べる
甘みは、いちごの先の方にあるため、先の方から食べると最後は甘さを感じなくなります。ヘタを取ってヘタの方から食べると、甘みたっぷりで最後まで美味しさを味わえます。
同じ品種の場合には、形の悪いいちごが甘くて美味しい
1本の苗からイチゴは、20~25個なります。最初にできるイチゴは栄養もたっぷり行き届くため、形はくずれてしまいますが、甘くて美味しいそうです。
イチゴのタネの色は、黄色より赤のほうが美味しい
実が熟すれば熟するほどタネの色が赤くなり、糖度が高くなります。
イチゴの正しい保存方法は、冷蔵庫に入れる
野菜室より温度の低い冷蔵庫の方が、カビなどが繁殖せず長持ちします。
イチゴの洗い方
イチゴは食べる直前に、ヘタを付けたまま水で洗うこと。ヘタをとってしまうと、そこから水が入り味が落ちたり、ビタミンC も抜けだしてしまいます。