私たち庶民にとって、フランス料理は結婚式や、年に一度のパーティくらいですよね。(^_^;)

世界の超一流のシェフのつくる本物は、きっとまったく味が違うんでしょうね~。

今回特別授業をしてくれるダニエル・デルプシュ先生は、なんとフランス大統領の専属シェフを2年間勤めた超一流シェフ。ミッテラン大統領の料理を、1988年から2年間作っていたそうですよ。

そのダニエル先生が、日本の一般家庭にある材料で簡単につくれる絶品フランチの作り方を「世界一受けたい授業」(日本テレビ)で教えてくれました。

とろけるスクランブルエッグ

スクランブルエッグを美味しく作るコツはフライパンを使わないこと。

フライパンを使うと火が通り過ぎてしまいます。ボウルだとゆっくり火が通るのでなめらかな触感になります。

Aスクランブルエッグ
①卵に塩コショウを降ってから混ぜます
②ボウルの内側にはバターを塗っておきます。

③ボウルに卵を入れて湯煎にかけます。
④優しくゆっくり混ぜます。
⑤とろみがついたら、少しバターを加え溶かし卵黄を1つ加えます。

B付け合せの作り方
①ポルチーニ茸の替りに椎茸を使います。
②フライパンにバターを入れ、みじん切りにした玉ねぎを炒めます。
③ニンニクとあさつき、塩を加えて椎茸に少し色がつくくらい炒めます。

スクランブルと椎茸をもりつけ出来上がり。ゆるゆるの絶品スクランブルエッグです。

日本の味噌を使ったフランスの家庭料理

プーレセレスティーヌ:味噌仕立てチキン、トマト、マッシュルームを使ってつくるフランスの伝統的な家庭料理です。

【材料】
トマト、マッシュルーム、バター、イタリアンパセリ
チキン、日本酒、味噌、

①フライパンでバターを溶かし、もも肉の皮目をパリっと焼く。バターを焦がすと味が悪くなるので注意
②やき上がったら日本酒をいれ、1分煮詰める

③その後マッシュルーム、トマトを加え数分煮る
④トマトが柔らかくなったら、味噌を加えなじませれば完成。味噌は風味が飛ぶので最後に入れること

フレンチトースト

フランスでは硬いパンを使いますが、日本の柔らかい食パンとオレンジを使います。

①オレンジをよく絞ってバターに加え、オレンジバターを作ります。
②よく洗ったオレンジの皮を削って入れます。こうするととても香りのよいバターになります。

③まず、パンに牛乳だけをつけ、そのあと卵だけにつけます。こうするとパリッと焼きあがります。
④バターを入れたフライパンで焼きます。

⑤1枚は、オレンジバターも加え砂糖を振ります
⑥もう1枚にはココアパウダーを振り、ハチミチを振ります。