高齢化社会といいますが、はたして何歳まで元気で生活できるのでしょうか?そんな疑問に答えてくれる特集です。
「100歳まで若く美しく!」このフレーズは絶対的な魅力ある言葉ですよね。
さらに90歳代の現役高齢者が登場し、その秘訣を語ってくれるそうです。そして締めには「ぽっくり寺」情報。理想的な生き方ですよね~。
91歳の現役ピアニスト
室井摩耶子さんは91歳。現役ピアニストとして活躍する一方、講師としてプロの演奏家にピアノを教えているプロなのです。
35歳で単身ドイツに渡り、1964年には世界の150人ピアニストに選出されました。
音楽の表現者として探求を続ける室井さん。全ての経験を糧にして前向きに生きることが元気の秘訣だそうです。
そして、「肉食人種の長寿族」といって食べ続ける「ヒレ肉」。肉を食べることで3時間集中力を持続することができ、手を柔らかくすることができるそうです。
「真剣に向かい合うたびにいろんな発見があるだから面白くてやめれない」が信念だそうです。
89歳の現役パイロット
高橋 淳さんは89歳でありながら、現役のプロのパイロット。日本飛行連盟 名誉会長でもあります。
戦争中は、海軍の爆撃機の機長。太平洋戦争を生き抜き、戦後、小型軽飛行機のプロパイロットとして活躍してきました。現在は、民間の飛行機のテストパイロットをしているそうです。
元気の秘訣は、常に余裕をもっていること。余裕がないと、とっさのとき対応ができない。心に余裕をもつことが大切です。
そして身だしなみに気をつけること。いくつになってもおしゃれでいれば、感覚が研ぎ澄まされます。
「せっかく生きてきたんだから、僕は死ぬまで進歩したい」それが高橋さんの信念だそうです。
85歳の現役ライフセーバー
新潟県村上市の本間錦一さんは85歳の現役のライフセーバー。村上市の依頼をうけ38年間、瀬波温泉海水浴場の隊長を務めています。
その経験から被害を最小限におさえ、30年間死亡事故はゼロ。今でも25m1分以上も潜水したまま泳ぎます。
現役を続けるためには、「鋭敏になる感覚を常に備えていることが大切だ」ということです。
そして愛妻弁当の「まごはやさしい」(まめ、ごま、わかめ、野菜、魚、椎茸、芋)を毎日とることが元気の秘訣だそうです。
「あきらめちゃだめ。自分を信じてまっすぐ進むこと」が信念だそうです。
ぽっくりいくためのコツ
・食べたいものを食べたいだけ食べること
肉類など意外とたんぱく質をしっかりとっています。
・だめだと思ったら、さっさと転職したり、パッと解決してしまうこと
疲れたら適度に力を抜くことが大切です。
・足で新聞紙をまるめること
1日1枚の新聞紙を両足でまるめると、足腰が鍛えられるそうです。
ポックリ寺
今、高齢者の中で話題になっているのが、ポックリ寺。
同じような意味のPPK「ぴんぴんコロリ」は、高齢者の願いとして、話題になってますよね。
実は、このポックリの語源は、意外と古く奈良県の大和言葉にあるということです。
漢字で書くと「保久利」と書き、語源は極楽浄土へいくための念仏を唱えると「久しくご利益が保たれる」(漢字で保久利)という意味だそうですよ。
日本各地に、ポックリ寺は点在していて、今、人気のスポットになっているそうです。
有名なのは、 奈良県生駒郡斑鳩町にある吉田寺(きちでんじ)。創立は古く、天智天皇(668年)の頃だそうです。
この他、菊池和子さん(75歳)が、50年かけて作り上げた「きくち体操」や、長寿、元気の秘訣をいっぱい紹介してくれました。
きくち体操の詳細情報は、こちらをどうぞ。