日本は、世界有数の長寿国としてあまりにも有名ですよね。欧米のセレブ達は、日本の質素な食事を求め食べているとか・・。

日本の長寿の理由は、食事、平和、医療技術など色々ありますが、平均寿命が90オーバーになるのも、すぐのような気がします。

平均100歳オーバーの最初が、今の私たち50代世代・・なんてことにもなりそうですよね。

健康老人

あと、もう1回分の人生を生きるって・・どうしましょう・・という感じでもありますが・・^^;

現在、日本には100歳以上の人が5万4000人もいて、しかも、元気に動ける人が多いそうです。

沖縄の90歳以上のおばあが、サトウキビ畑でバリバリ働いている姿が、よく紹介されていますね。あのような元気一杯のお年寄りです。

そんな方を調べてみると、長寿で健康であるためには、共通の秘訣のようなものがあるようです。特に、100歳まで元気に動くためにはインナーマッスルが重要なポイントとなるようです。

100歳の健康長寿の方の元気の秘訣を「主治医が見つかる診療所」で紹介していました。しっかり学んでおきましょう。

高知県に住む東條松江さん(100歳)

東條松江さん(100歳)は、大正時代に考案された、自きょう術で毎朝30分の体操をしているそうです。

東條さんの健康の秘訣は・・

①毎朝欠かさず30分の体操
②40歳から毎日、日記をつけている
③食事は、なんでも自分でも作り食べる
④醬油や塩は、ほとんど使わない
⑤インナーマッスルを鍛える

健康管理に目覚めたきっかけは、同じ歳の夫が63歳で亡くなってから。これじゃいけないと色々なことを始めたそうです。

68歳から日本舞踊を習い始めて95歳まで、95歳からは、両手両足に400gのウエイトをつけ「いきいき百歳体操」をしています。

東條さんの生活には、インナーマッスルを自然に鍛えられる工夫がいっぱいありました。

インナーマッスルを鍛えると、代謝が上がり免疫力が上がり、やせやすい体質になり、さらに、認知症も予防できるという報告がされています。

家庭で簡単にできるインナーマッスルの鍛え方

①椅子に座ったままハンカチやタオルを両ひざの間に挟む

②ハンカチを落とさないように8つ数えながらゆっくり立ち上がり8つ数えながらゆっくり座る

1日5回程度、呼吸を止めずに行ってください。

栃木県小山市に住む町田武一さん(100歳)

栃木県小山市に住む町田武一さん(100歳)は、70歳までは農協に勤めていて、その後家業の農業の手伝いを1日も休まずしているそうです。

朝一番に外にでて、息子さんに「何かやることないか」と積極的に聞いて何でも手伝うそうです。

実は、町田さんのお父さんは34歳で亡くなっており自分が34歳になった頃から、健康に気をつけるようになったそうです。

町田さんの健康の秘訣は・・

①毎日家業の農業の手伝いを欠かさない
②ボケ防止に株の投資をおこなっている
③70歳をこえてから、週に4日は肉を食べている
④小魚は、毎日欠かさない
⑤食べる量は腹8分目

肉類食べていると、タンパク質がしっかりとれ筋肉が衰えず、血管も丈夫になります。また、小魚は神経伝達に必要なミネラルが豊富で、脳の機能維持に非常に役立ちます。

年代別の腸内細菌バランス

50歳の頃を境に、腸内の善玉と悪玉が逆転するそうです。60歳以降、健康でいるためには、50代からの10年間どんな食生活をしたのかが重要だと言います。

腸内環境は、1週間から10日で変化します。食事は、肉を1、野菜を3、の割合がベストだそうです。

北海道苫小牧市 古村郁さん(100歳)

古村郁さん(100歳)は、奥さんは74歳で亡くなり、それから健康に目覚めたそうです。

札幌の息子が二世帯住居をつくってくれてそこにしばらく住んだそうですが、このままではダメになると苫小牧に戻り、80歳から農業を始めたそうです。

現在は3反の畑で野菜をつくっていますが、健康管理のためにつくっているので、採れた野菜はすべて知人にタダであげているそうです。

古村さんの健康の秘訣は・・

①年をとってからゆっくりしてはダメ
②体を動かすこと、頭を使うこと、人と話しをすること
③毎日自転車で20分畑に向かう
④食事は全部自分でつくる
⑤カラオケを楽しむ

古村さんは、今でも歯は22本残っているそうです。

週に1回行われる町内のカラオケサークルで歌うのが楽しみ。頭の老化防止に、真っ先に新曲に挑戦しているそうです。

共通しているのは、いくつになっても、何でも挑戦する積極性、前向きな心、食事を自分でつくる、体を常に動かす、興味を常に失わない ことのようですね。

とても参考になりました。思ったときがスタート、遅いということはないそうです。健康長寿の秘訣は日常生活から。挑戦してみましょう!