デング熱の発症が確認されてからそろそろ1ヶ月近くになります。その間、感染者は日本のアチコチで報告されるようになりました。今日も、静岡県で20代男性がデング熱を発症したというニュースがありました。

これから、秋に向かい蚊のシーズンが終わるため、終息に向かうと言われていますが、まだまだ油断できませんよね。

デング熱検査キット

週末は、お彼岸に当たるためお墓参りに行く方も多いのではないでしょうか。東京都のあるお寺ではお彼岸のお墓参りに、蚊よけスプレーを配るそうです。

お墓で蚊に刺される可能性もあるので、蚊取り線香やスプレーで対策をしたいところですね。

ところで、デング熱にかかると初期症状は、まるで風邪を引いた感じだと言います。体中の関節が痛くなったり、頭が割れるように痛くなったり・・。普通なら、風邪だと判断し、鎮痛解熱剤などを飲んでしまいそうです。

デング熱の治療で大切なのは、アスピリン系の鎮痛解熱剤を飲んではいけないことです。デング熱は、重症化すると、熱が平熱にもどるころに血液中の血小板が減少し、出血の症状が現れることがあります。

鎮痛解熱剤を飲むと、この血小板の減少を加速させてしまう可能性があるからです。

しかし、発症したばかりでは、デング熱なのか普通の風邪なのか判断に困ることがありますよね。頭痛や発熱、節々の痛みは、風邪によるものがほとんどだからです。

そんなときに、わずか10分でデング熱かどうか判断できる検査キットがあります。スーパーJチャンネルでは、このデング熱検査キットを紹介してくれました。

デング熱検査キット RapiDeng Ag

デング熱の遺伝子検査は、制度はほぼ100%ですが、結果が出るのに数日かかり、金額も約1万5000円です。

今回開発された検査キットは、10分と言う短時間で結果がわかり、制度は90%以上、価格も1000円程度と安価です。1000円なら簡単に受けられますね。

この検査キット「RapiDeng Ag」は、海外での使用目的に開発されたもので、日本ではまだ販売されていません。

それなりの精度と安定性のある物を作るためには、あと少し時間が必要なようです。商品としては、来春発売ということで、これが発売されると、早期に治療を開始できますね。

来年の夏は、利用者が増えそうな検査キットRapiDeng Agです。