年齢は同じなのに、どんどん広がる肉体年齢、精神年齢。アラフィフ世代になると、その差は広がりますよね。
この差って、いったい何んなのでしょうか?
その秘密に迫るのが、今回のテーマ。女性の皆さん必見の特集ですね。
老化を進めているもの
まず、はじめに番組参加者54歳の女性5人の老け顔ランキング。
見た目の老化は、目じり、まぶたの下、ほうれい線、口元のたるみ、顔全体が落ちるという、5つの老化ポイントできまります。
女性5名の見た目老化ランクをつけた後、柔軟性検査、血管年齢の身体の若さテストを行った結果見た目の老化とほとんで同じという驚きの結果がでました。
つまり、老け顔の人は、身体の内部も老化しているということです
この老化を進めているもの、それが悪玉物質「AGE」
【久留米大学医学部 山岸昌一教授の話】
体の中に、老化物質AGEがたまっていると、老化が進みます。
AGEが骨にたまると、茶褐色に変色してしまいボロボロになってしまいます。目の血管にたまると血管を壊し、失明の危険性があります。
また、AGEは、老け顔の原因ともなっており、皮膚の弾力を奪います。その結果、シワができたりたるみが起こります。
AGEの正体とは・・
たんぱく質(コラーゲン)に糖分がくっつくと老化を早めるAGEになります。皮膚の70%、血管の20%、骨の30%がコラーゲンでできてます。
同じ年齢の方でも、AGEが体内にいっぱいたまっている人は老けやすく少ない人は、若さを保ちます。その若さの状態をAGE年齢といいます。
AGEをためる人とAGE年齢が高くなる原因
①血糖値の高い人は自らの身体の中で大量のAGEを作っている
②AGEを多く含む食品を食べている
AGEの多く含まれる食材とは
脂肪の多い食材>肉>魚>炭水化物>野菜>牛乳(左へ行く程AGEが多い) また、同じ食べ物でも、調理法によりAGEの量が変化するそうです。
調理方法でAGEの量が変わる
AGEは調理方法により量が変わり、ゆでる:1 網焼き:6 揚げる:10、というように増えていきます。要因は、温度と油です。
高温になればなる程、たんぱく質と糖分が結合しやすくなり結果、AGEが増えていきます。
同じ卵料理でも、スクランブルエッグ:1 オムレツ:3 目玉焼き:16、でAGEが増えていきます。この理由は調理時間の差です。
食後の血糖値を下げAGEをためない方法
①1日1食はAGEが低い調理方法を選ぶ
②野菜から先に食べる
③食後すぐに10分身体を動かす
これを実践するだけで身体の血糖値はぐっと下がり、AGEの量も減らすことができそうです。どれもが、毎日の工夫でできるものばかり。しかもお金はかかりません。!(^^)!
老化防止は、私たち世代の最優先項目。毎日の食生活でAGE年齢ぐっと下げ若さをキープしていきましょう!