タトゥー、日本名でいう刺青ですが、歴史を調べてみると、世界各国でかなり古くから行われていたようです。

日本では縄文時代や、日本書記の時代にも登場すると言われており、そもそもは、所属や階級などを表す手段として使われていたそうです。

刺青は、反社会的な象徴としてのイメージがつきまといますよね。

現代でも、大阪の市職員の刺青ニュース、銭湯などの公衆浴場での入店お断りなど、普通の社会生活を送る上では、困難なことが多いのが現状です。

一方では、タトゥーと呼ばれ、ファションの一つのように入れる方もいます。芸能人では、安室奈美恵さん、中島美嘉さん、EXILEのATSUSHIさん、TAKAHIROさんなどがタトゥーを入れている芸能人として噂されてますね。

今回の「タトゥー女の後悔スペシャル」若気のいたりで、彫ってしまったタトゥーのせいで、一生の台無しになった人や、子供がいじめられ除去手術をした女性・・。

そして増えつつあると言われている「熟年タトゥー」の現状。

タトゥーは世界流行のファッションなのでしょうか、相変わらずの反社会性の象徴なのでしょうか・・の大バトルです。

タトゥー女の後悔

47歳全身にタトゥーの女性

47歳で、全身にタトゥーを入れた女性は、夫と子供3人の5人家族。どこにでもいる普通の主婦です。彼女にとって、お茶やお華が趣味の女性と同じく、自分にとってタトゥーが趣味と言い切ります。

彼女が刺青をいれたきっかけは、大好きな Janne Da Arc Ka-yu さんを真似てのこと。彼の影響が大きかったと言います。夫はもちろん大反対。

しかし、反対するなら離婚する覚悟で夫を説得し、7年間で11箇所のタトゥーを入れました。離婚してまでも入れたかったと言っていました。

まだ、背中に空いている部分があるので、そこにも入れたいそうです。

熟年でタトゥーを入れ始める女性が増えているのは、心理学的に解析すると、今まで、夫や子供に尽くしてきた女性が、更年期に入りこのままでは終わりたくないと自分を主張し始めるのが1つの原因だとか。

自分では気づいていなくても、自己顕示欲が強くなり、自分を主張し始めるのが、この熟年のタトゥーなのかもしれませんね。

番組では、若い頃に刺青を入れて後悔し、除去手術をした女性も登場しました。

27歳タトゥーの女性の後悔

27歳の女性は、あこがれのアーティストと同じになりたくて安易な気持ちから、右腕にマリア様、左腕と背中に蝶々と3箇所に入れます。

その後、親友や友達を失い、大好きだった花屋の職を失い、始めて刺青の怖さを知ります。そのうえ、脳梗塞で倒れた父親の、「家族で温泉に行きたい」と言う願いを叶えるため、除去手術を決心します。

彼女の場合、体力を考慮して一箇所ずつ手術が行われました。まずは、背中の蝶々から。皮膚を削り取る方法で、費用は130万円。

28歳シングルマザー子供のために除去手術

また、もう一人の女性は、28歳で二人の子供を持つシングルマザー。二の腕の内側に、縦20cm横7cmの刺青がありました。彼女もまた10年前、あこがれの先輩が入れていたのをカッコよいと思い安易な気持ちで入れたそうです。

自分の刺青が原因で、子供とのプールを拒否され、また、子供がいじめに合うと言う体験をし子供のために除去手術を決心。

彼女の場合、タトゥーが皮膚の薄い部分にあるため、切除して縫い合わせる方法を取りました。費用は60万円。

どちらも、入れた時の費用の、数倍から数十倍の費用がかかりました。

タトゥーの消し方

①レーザー治療
②切除して縫い合わせる
③ひふを削るとる
④皮膚を移植する
などがあります。

YAGレーザー

除去手術は刺青の深さや皮膚の薄さ、場所によって方法が違ってくるようです。医師と良く相談してください。