NHKで始まった 超絶 凄(すご)ワザ!第1回に放送された「前人未到の“切れ味”を目指せ」が話題です。

同様の対決番組は、フジテレビの「ほこ×たて」で人気でしたが、ヤラセ事件で番組終了となってしまい残念に思ってました。

それが、NHKで復活するとは、嬉しい限りです。第一回の包丁対決「前人未到の“切れ味”を目指せ」前編は、なかなか面白かったです。

鉄を一刀両断に切断する究極の切れ味の包丁を、職人とメーカーが技を競い対決します。

職人は、平泰明さん48歳。日本刀作りと同じ伝統の製法で切れ味バツグンの包丁を作ります。世界中から注文が殺到し、注文しても3ヶ月待ちだそうです。

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<盛弘鍛治工場さんよりお借りしました>

一方、メーカーは紙を切る刃物で日本一の品質を誇る工業用刃物メーカー福田刃物工業。寸分の狂いなく切断する切れ味は造幣局のお札の切断に使われているそうです。

世界一の切れ味探求に、人生をかけている両者の激突です。課題は、厚さ1.2mmの直径2.2cmの鉄パイプの切断。

1.5mの高さから刃物を落下させ、切断できるかどうかを競います。

前編では、両者とも鉄パイプに切れ込みを入れることができるのですが、切断までいかない状態で終わりました。後半は、その刃物に渾身の改良をくわえ、最終決戦に望みます。

そもそも、鉄で鉄を切るというのは、本当にできるかというと、これができるんです。古来から武士の鉄鎧を切る、斬鉄剣の存在が知られています。

しなやかで粘りのある日本刀で、しかも寸分たがわず振り下ろすと鉄でも見事に切れることは、今までもいくつかの番組で検証されてきました。

本当に切れる包丁で料理をすると、料理が楽しくなるばかりか、食べ物の組織を壊さないため味にも大きな差がでてくるといいます。

また、いい包丁は一生ものというくらい、何十年の使えます。そんな包丁欲しいですよね・・ということで、平泰明さんの会社を調べてみました。

●盛弘鍛治工場
〒834-0084福岡県八女市立花町白木440-4
TEL 0943-35-0051

特上文化包丁 特上菜切り包丁 特上牛刀 ペティナイフをつくっており6800円から色々な種類があるようです。この値段なら、ぜひ一本手に入れたいですね。

一方のメーカーは
● 福田刃物工業
〒501-3941岐阜県関市小屋名353番地
TEL (0575)28-5888(代)

福田さんでは、残念ながら包丁は作ってませんでした。

日本伝統製法で作った包丁は、世界一流の料理人の羨望の的。欧米の料理人が買いにくるほど大人気です。

日本人なら、本物の包丁を一本持っていたいですよね。なんか、良い包丁を買えば、料理の腕前もぐ~んとアップしそうな気がしますしね。(^^)