最近、笑うことで免疫力がアップしたり、ストレスホルモンが減少したりと笑うことの医学的効果が実証されていますね。
人はストレスがかかるとコルチゾールと言う成分が血液中に増え、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームなどの一因となると言われています。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンでストレスホルモンのひとつです。
ところが、笑うことで、このコルチゾールの分泌が減ることが明らかになってきました。
先日のアカルイ☆ミライでは、笑うことで便秘を解消する方法が紹介されていましたね。
「笑うことは副作用のない薬」と呼ばれるほど笑いは健康増進に役立つことが分かっています。
ところが、よく笑うのは20代まで。30代から40代にかけて男女とも笑いが少なくなり、40代以降の男性では、週に1回も笑わない人が5人に1人いるそうです。(日経より)
では、どんな時、どのような人が良く笑うのかと言うと
・家族や友人と一緒のとき
・野菜を良く食べる人
・体を良く動かす人
・良く外出する女性
だそうです。
最近自分は笑っていないな~と感じた人は、積極的に笑う必要がありそうですね。
では、笑う場面でのないのに、どうやって笑えばいいの?と疑問に思う人もいるはず。
そんな人には、笑いヨガがおすすめです。面白くなくてもただ笑っているだけで効果があるというから、実践してみる価値は大いにありそうです。
●ナマステ笑い
両手を合わせてインドの挨拶「ナマステ」のポーズをしながらワハハハ~と笑い合う
●電気ショック笑い
近づいて握手をし、静電気が走って驚いたように急に離れて笑いあう
●口論笑い
双方で指を指しながら、文句を言い合うようなポーズをとり笑いあう
どれも、二人一組なって行います。笑うと横隔膜を使うので運動になり、血流も良くなります。面白い、面白くないにかからわず、体操として体で笑うことで、リラックス効果が期待できます。
漫才を聞いた後、糖尿病患者の食後血糖値の上昇を抑えられると言う研究結果も出ていることから、特に中高年は積極的に笑いたいものです。