今、大きな病院へ受診しようとすると、「紹介状を持っていない人はダメです。近くの病院で診療を受け紹介状を書いてもらってください」と言われてしまいます。

これは、「地域医療連携」というシステムで、国の指針で行われているものです。

「風邪や小さな怪我などは、自宅周りにある医院で、高度な治療や手術は中核病院で」という医療の住み分けを行うことにより、患者の集中を避けサービスの質を高めようとするものです。

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そこで、近くの医院で受診受けようと、とりあえずインターネットで調べることになりますが、ホームページを見ても書いてあることは、ほとんど同じで見分けがつきません。

最近は、「医者にかかっていたため発見や処置が遅れた・・」という話しをよく聞きますので、やっぱり、しっかりしたお医者さんにかかりたいですよね。

そこで、世界一受けたい授業では、医師限定のコミュニティーサイトを運営する石見陽先生が、ホームページでいい病院を見分ける方法を教えてくれました。

石見先生の話しによりますと「いい病院選びの5大条件」といのがあるそうです。

しかし、ホームページがいい出来だから、医療もしっかりしているとは限りません。その辺りをどう判断すればいいのでしょうか・・。

自宅周りで、掛かり付けのお医者さんを探している方は、参考になさってください。

お医者さん7万人に聞いたベストチョイス

ホームページでわかる良い病院の見分け方

第1位 症例数
その病院でその患者さんをどれだけ見たかを公表しているところがあります。症例数や合併症なども公開し統計をとって分析しているということは、それだけ真剣に取り組んでいるということです。

手術を含む手技に関しては症例数が医者の技量を見極める目安となります。

第2位 何が得意か明確
得意、不得手がはっきりしていると何に自信をもっているかわかりやすい。

第3位 常勤医師が十分にいるか
非常勤医師ではいざというときのフォローがしてもらえない。またバイト感覚なことがあるので、その場しのぎの対応になっていることがあるそうです。

第4位 派手な宣伝がない
明らかに自慢を前面にだしてないか、患者を集めるコメントがないかをチェックします。

第5位 医師の経歴
出身大学 前勤務先 年齢などが参考になります。

梅雨の時に気をつけたほうがいい病気

第1位 食中毒
お弁当の家庭は要注意。飲みかけのペットボトルも放置すると細菌が増えてしまいます。

第2位 うつ病
転入生、新入社員や転勤、異動で環境が変わった人は注意してください。対策は、日光に当たるといいそうです。

第3位 気管支喘息
もともと喘息の人が梅雨や台風の季節に症状が悪化しやすくなります。対策は、こまめに掃除、布団の乾燥です。

第4位 水虫
靴、靴下を長時間はく人は足に汗をかきやすいのでなりやくなります。対策は裸足で過ごす、または5本指の靴下を履くといいそうです。

第5位 夏型過敏性肺炎
梅雨の時に増殖するトリコスポロンをいうカビを吸い込むことで肺炎になってしまいます。古い木造家屋で生活している人は注意してください。対策はエアコンの清掃をしっかり行ってください。

ホームページでわかる良い病院の見分け方は、どちらかと言うとある程度の規模の病院の見分け方のようでしたね。