人の寿命は、すごいスピードでどんどん伸びています。この様子ですと、私たち世代の平均寿命は100歳になりそうですね(^_^;)
同じ年齢でも一昔前のおじいちゃん、おばあちゃんのイメージはなく、高齢になっても現役バリバリの方も沢山いらっしゃいます。
しかし、同じ年齢でもすっかり老けてしまっている人もいます。はたして、この差は、どこからでてくるのでしょうか?
大阪市に住む大川ミサヲさん115歳は、ギネス世界記録で女性の最高齢と認められました。
長生きの秘密は、意志や好奇心の強さにあるといいます。順天堂大学 白澤卓二先生に長寿の秘密を伺います。
大川ミサヲさんは、三度の食事をしっかり食べ、車椅子で今でもしっかり運動します。なんと、調子のいいときは1km移動するそうですよ。
よく噛んでよく食べること、よく歩くことは長生きにつながる生活習慣です。
では、一口に30回以上噛むこと 1日30分ウォーキングすることのどちらが長生きに繋がる可能性があるか実験してみました。
実験は、長寿遺伝子で判定してみました。長寿遺伝子は、生活習慣によってスイッチが入ります。その目安は発現力という数値で判断できます。
その結果、長寿遺伝子がより活性化したのは一口30回以上噛んで食べることでした。
●長生きにつながる秘密
①噛むという行為は、脳の前頭葉と側頭葉が活性化し、その結果長寿遺伝子が活性化します。
また、噛みごたえのあるものは、食物繊維が多くカロリーの少ないものが多いです。
②そうすると結果的にカロリー制限されるため体内が飢餓状態になり長寿遺伝子がますます活性化します。
つまり、食べごたえのある食べ物を、1口30回以上よく噛んで食べることが長寿遺伝子をオンする秘訣のようです。