現在は特例で医療費が1割に据え置かれている70~74歳ですが、2014年4月以降に70歳となる人から順番に2割負担になるようです。
来年70歳になる方で、1割負担になると思っている方は、ちょっと頭に入れておいたほうがよいですね。
大企業社員が加入する健康保険組合の負担も増える見込みです。
これ以上、将来につけは回せないと言う判断から、高齢者や所得の高い人にそれ相当の負担を求めると言う方針です。
国民年金で暮らしている方は、医療費の2割負担は辛いですね。しかし、高齢者が増え続け、財政が圧迫している現状では、そのやり方しかないのでしょうか?
医学の進歩がめざましく、今まで不治の病であった疾病も、最先端医療で治る時代になりつつあります。
そうは言っても、最先端治療は医療費が高かったり、とても払える額ではないものもあります。
私達50代が70代になったときは、医療費負担はますます増えることでしょう。
現在は、予防医学が進歩し、胃がんもピロリ菌を駆除することで大幅に減ると思われます。中性脂肪が高い方も、運動や薬によって動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞を防げるようになりました。
50代からしっかり予防医学を学び、病気になる前に対策をたて、なるべく健康に過ごしたいものです。