今、トマトのいろいろな身体に対しての効能が注目されています。

トマトの成分のリコピンには、強い抗酸化作用があり、
老化の原因と言われている活性酸素を退治して老化を防止したり、
しわやしみを防ぐ美容効果があることが知られています。

また、2012年になってからも、トマトの新しい効能が次々と発見されています。

京都大の河田照雄教授は トマトのリノール酸からできる遺伝子が、
肝臓内の脂肪を燃やして中性脂肪を減らすことを発見しました。

また、アサヒグループとカゴメの共同開発チームでは、
トマトのアルコール分解能力について研究し、
トマトを飲酒中に飲むと酔いが回りにくくなり、酔いも覚めやすい
というデータを発表しました。
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あさイチでは、老化防止、美容効果のほか気管支ぜんそく患者さんの症状が
改善した例、おいしいトマトの見分け方などを農学博士稲熊隆博 先生
招いて
紹介してました。

●気管支ぜんそくの効果 
気管支ぜんそくの人は、体内のリコペン濃度が
普通の人に比べて3割少ないそうです。

そこで、気管支ぜんそくで悩む女性に6年前から毎日トマトジュース
を飲んでもらったところ、呼吸が苦しいときが少なくなったとこことです。

また、別の患者さんにトマトジュースを320ml飲んでもらったところ、
息を吐く速度が大きく改善。普通の薬に加えてトマトジュースを
飲むことで高い効果があるそうです。

●1日の摂る目安
トマトジュース160ml程度

●トマトを身体の中に入れる3ケ条 放送大学佐藤秀美先生
1・加熱する・・リコペンの吸収率が上がります。(サラダの同様)
2・油ととる・・油と混ざりやすいので吸収率があがります。
  オリーブオイルと一緒にとると3倍、6倍になるとか
3・βカロテンととる・・リコペン単独でとるより4倍吸収率が高くなります。
  バジルなどと一緒にとると効果があがります。

●甘いとトマトの見分け方
・指先を表面でなですべりの悪いトマトは甘い
・先が尖っていたトマト甘い
・ヘタの周りがでこぼこしているもの甘い

●トマトの切り方
・刺身を切る要領で、刃全体を使ってスパッと切る

●トマトのじょうずな使い方
・トマトを和食の下味やダシとして、ちょっと使うだけでうまくなります。
 トマトのお味噌汁、めんつゆに入れる、魚の臭みを抑えてくれます。
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トマトの効能は、雑誌やテレビで色々取り上げられてます。

毎食べるだけで、老化を防止し、健康な身体に改善してくれるトマト。
毎日食卓に並べたい一品ですよね。

右サイドバーに、モーニングバードで放送していた
「トマトの美肌、老化防止効果とリコピン4倍レシピ」も紹介してますから
見てくださいね。