美肌をつくるには、コラーゲン。化粧品から食べ物に至るまで、女性の美とコラーゲンとは、切ってもきれないものと思っていました。
その神話が崩壊する・・と聞いたら驚きですよね。「コラーゲンを食べても翌日はお肌がツルツルにならない!」そうなんです。
コラーゲンは、タンパク質の一つで、肌のハリや弾力を保持する大切な成分。
若さを保つためには、コラーゲンをたっぷり含んだ食材を、しっかり摂取することが必須と思ってきましたよね。
コラーゲンを多く含んだ食材とは、
・肉類~皮、軟骨、骨、筋、鶏皮、鶏軟骨、スジ肉
・魚類~皮、骨、サケ、うなぎ、あんこう
・ゼラチン、ゼリー
牛筋や軟骨、豚足、魚の皮、鶏手羽などは、ゼラチンの宝庫と言われています。でも、お肌がツルツル効果がないとすると、どんな食べ方をすればいいのでしょうか。
そこで、番組は実際に実験をしてみたそうです。登場したのは、元祖双子アイドル ザ・リリーズ。
1975年(昭和50年)デビューした彼女たちも、53歳のりっぱな同世代の中高年で、お肌の弾力に悩む年代。
どんな食べ方をすれば、コラーゲンの美肌効果がでるのか、を1ヶ月かけて実験してみました。そこで検証した結果は、なんと肌のハリ3倍若返り効果が!
肌のハリが3倍若返った実験
まずは、柴田理恵さん、大場久美子さん、春香クリスティーンさんで実験をしました。
コラーゲンたっぷりと言われている参鶏湯(サムゲタン)。参鶏湯(サムゲタン)には100gでコラーゲン2000㎎も含まれています。この参鶏湯(サムゲタン)を食べて翌日コラーゲンが増えているか調べました。
翌日の数値を見ると・・・みなさん、お肌のコラーゲンは増えていませんでした。
しかし、コラーゲンをたくさん食べた翌朝にプリプリ感を感じている人は多いですよね。その理由を先生は、このように解析していました。
コラーゲンの食材は、ほとんど味がありません。そこで、味をつけるために塩分が強めになっています。塩分が多い食事をしていると翌日むくみます。このむくみがお肌がピチピチになったと勘違いするそうです。
コラーゲンは、直接肌に届くということはありません。コラーゲンは、体内で細かいアミノ酸と言う物質に変わます。アミノ酸は、ダメージを受けたコラーゲン繊維を元気にする繊維芽細胞を刺激します。
この繊維芽細胞は、年齢とともに減り、また、怠けてきます。この繊維芽細胞を叱咤激励して元気にするのがアミノ酸です。
老化により10%ほどのコラーゲンは無くなってしまいますが、これは補うことができません。残ったコラーゲンを元気にすることで肌のハリを保つことができます。
そこで、番組では、双子のりりーずさんのお二人に、コラーゲンの効果的な取り方を実験してみました。
コラーゲンの効果的な摂り方
- 最初の1周間はふたりともコラーゲンを摂ります。
- 2週目は、姉の奈緒美さんは、一週間ごとにコラーゲンを摂り妹の真由美さんは、毎日コラーゲンを摂ります。
- 3週目は、またふたりとも毎日コラーゲンを摂ります。
- 4週目は、また、2週目と同じ姉の奈緒美さんはコラーゲンを摂らず、妹の真由美さんは毎日摂ります。
二人の結果は、なんと1周間ごとにコラーゲンを摂った姉の奈緒美さんに軍配が上がりました。
結果、コラーゲンは、毎日摂るより、1周間ごとに摂ると効果があることがわかりました。
コラーゲンは、1回食べてそれがそのまま終わりではありません。一度、繊維芽細胞に刺激を与えると、その後コラーゲンは元気になってそのまま活発になると思われます。
彼女たちが、実践した1カ月のコラーゲンメニュー驚異の美肌レシピ はこちらで紹介してます。