ヒルナンデスで紹介されていた、女性医師が自宅で行っている乾燥肌対策ランキングです。医師だけあって、その方法は、納得いく内容ですね。
乾燥が気になる冬、すぐに実践できるものばかりです。
第5位 「炭酸水とマル秘入浴法」
マブチメディカルクリニック 馬渕知子院長実践
・炭酸水を使って炭酸パック
・炭酸風呂を使って炭酸欲
炭酸入浴剤は、院長自作です。材料は、薬局などで売っている「重曹」、「クエン酸」、と塩です。
材料と作り方
重曹 大さじ1、クエン酸 小さじ2、塩 小さじ2
これを全部混ぜて、お風呂に入れるだけ(1回11円で済むそうです)
また、最後に浴槽にオイルをたらし、肌を保護しているそうです。
どんなオイルでも良いですが、先生おススメは、ベビーピュアオイル 630円 (ピジョン株式会社)です。
お湯にたらすメリットは、全身の保湿ケアになり、背中などの手が届かないところも簡単に保湿できることです。また、お風呂から出るとき、洗い流さないこともポイントです。
第4位: 亜麻仁油で体の中から保湿
友利新医師(34歳)
身体の中から保湿するために、毎日「亜麻仁油」を大根おろしにかけて食べているそうです。
先生おススメは、「亜麻仁油一番搾り」(170g)1031円 紅花食品株式会社
亜麻仁油の中には、肌の細胞膜の原料になる成分が多く含まれるため、体の内側から保湿されると言うことです。
第3位 シートパック 使い方にひと工夫
シロノクリニック 徳永真理医師(31歳)
①ラップを大きめに切る
②切ったラップの上にシートパックを置く
③眼と鼻の位置に合わせて穴をあける
化粧水やクリームなど塗ってからラップごとシートを顔に載せます。この方法は、薬の浸透をよくする働きがあるので実際の医療現場でも行っています。
なおみ皮膚科クリニック 梶田尚美院長(39歳)
顔の中で目元が一番水分量が低く、乾燥しやすい場所です。そこに、資生堂から発売されている目元専用パックを使います。
ナビジョンHAフィルパッチ(2枚×3包入り)6090円 株式会社資生堂
こちらのパックは、マイクロニードルと言って、100%ヒアルロン酸のトゲが付いています。このトゲがお肌に貼ることで溶け出して、ヒアルロン酸が肌の奥まで届きとどき、お肌がふっくらするそうです。
第2位 マル秘漢方パワー
イシハラクリニック(内科)石原新菜副院長(32歳)
石原先生が使っているのは、「紫雲膏(しうんこう)」。
紫雲膏は、江戸時代からある漢方の中では数の少ない塗り薬です。当帰(とうき)と言う成分が入っていて、皮膚の血行を良くして代謝を上げる働きがあります。
薬は強烈な紫色をしていますが、これは「紫根(しこん)」と言う血行促進に良い植物の色です。
石原先生は、かかとに塗って使っています。夜寝る前に紫雲膏を塗り、靴下をはいて寝ると次の日にはかかとがスベスベになるようです。
クラシエ 紫雲膏(14g)893円 クラシエ薬品株式会社
第1位 食べられるパック
青山研美会クリニック 阿部圭子院長(51歳)
先生のポリシーは自ら潤う強い肌を作ることだそうです。そこで 阿部先生が実践しているのが、ヨーグルトとココアでつくるパックです。
ココアには、亜鉛と言う成分が多く含まれているので、皮膚を修復する目的で皮膚科でも使用します。
ヨーグルトココアパックの作り方
無糖ヨーグルト(大さじ1)、無糖ココア(小さじ1)を良く混ぜるだけ。
ヨーグルトには、角質を柔らかくし皮膚の生まれ変わりを促進する働きがあります。ヨーグルトとココアを使うことで、皮膚の生まれ変わりを促進しながら修復する狙いがあると言うことです。
よく混ぜたヨーグルトとココアを手のひらにとり、クリームを塗る感じで顔全体に伸ばします。その後5分置いたら、水で洗い流します。
いかがですか?コストパフォーマンスもよく、医学的にも認められているココアとヨーグルトで乾燥肌対策、是非実践してみたいですね。