敬老の日の2016年9月19日 NHKスペシャルで「健康格差」の特集が組まれました。
今、社会では、所得や、地域、職業の差で、「健康格差」どんどん広がっているそうです。
このままでは、社会全体の活力が失われ、医療費や介護費の増加につながる恐れがあると指摘しています。
体調が悪く、本当は病院に行きたいのに、お金がないなどの理由で病院へ行けない人はたくさんいます。
派遣やアルバイトの人は、会社を休むと解雇されたり、収入が減ってしまうため病院へいくこともできないといいます。
一方、お金に余裕のある人は、最新医療設備の整った病院の個室に入院し、先進医療を受けることができます。
今、日本ではこのような「健康格差」が起こっており、この傾向は今後ますます拡がっていくと予測されているそうです。
でも、この問題の根底には、「所得格差」という大きな問題があるのではないでしょうか。それを論じないで「健康格差」の解決法はあるのでしょうか。
・学校に行けない子供
・給食費が払えない家庭
・2つも3つも掛け持ち仕事をするシングルマザー
・派遣で低所得なため結婚できない若者達
・介護施設に入れない高齢者
・お金がなく老々介護で支え合って生活している老夫婦
年金を納め頑張って生活してきた人より、生活保護を受けてる人のほうがゆとりある生活を送っているのも、何か腑に落ちません。
日本の「健康格差」については、NHKスペシャルでは多方面から切り込み、その解決法を考えます。