世界で1位、2位の長寿国日本。年々平均寿命が伸びていて、2012年では男性の79.94歳、女性は86.41歳になります。

この調子で伸びていったら、あと20年後、私たちがその適齢期(笑)になったら、平均寿命は何歳になっているのでしょうか。

最近の医療技術の発達は、凄まじい勢いですからね・・。おそらく100歳があたりまえ、という感じですかね。

そうなると心配になってくるのが、老後資金の問題。100歳寿命として後40年、今の状態では絶対に続かないですよね。

今日の情報は、そん心配をちょっとだけ解消してくれそうな高齢者住宅の話題です。

ニュースキャッチコピーは、「低料金で温泉、医療も・・そして年金だけでお墓まで」

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最近、東京都杉並区と静岡県南伊豆町が地域契約して、保養型特養の建設を進めているニュースが話題になっています。

都市部での建設費や人件費の高騰と、地方での雇用確保、消費拡大などへの経済効果が同時に実現できるとか・・。

年金の範疇で・・は魅力的ですが、国民健康保険と社会保険では、月額で10万以上の差があります。

また、現在の介護施設の料金は、適正価格というよりも安易に年金限度金額ギリギリに設定し、利益をむさぼっているという気がしてなりません。

その注目の内容とは・・。

●ライフハウス友だち村

伊豆修善寺にある人気の高齢者住宅自然に囲まれた立地条件に、入居者も大満足。

食事は、基本的に地元の食材でつくる地産地消。魚は沼津漁港から新鮮な魚介類が届けられるそうです。

そして何よりも嬉しいのが、源泉かけ流し温泉。内風呂はもちろん、屋根付きの露天があり、いつでも入れます。

もう一つの決めては、入居者専用の畑が年間利用料1000円で借りれること。

そのほか茶摘み体験など、地元の人たちと交流が図られているそうです。交通は、無料の専用送迎バスが、施設から修善寺駅まで1日6便あり、病院やスーパー買い物へも問題ないそうです。

【料金】
部屋数は46部屋、42平米の1ルームタイプ
入居一時金 1953万円
管理費 7万3500円
食費  6万3000円

・入居条件
55歳以上で要支援、要介護でも自立ができれば可能。

また、友だち村と同じ系列の千葉県市川にある介護付き老人ホームは、友だち村で自立が困難になった場合に、入居金を払わずに移住することが可能だそうです。

さらに、修善寺には、友だち村専用のお墓もあり、入居者が希望すれば、ずっと墓をまもってくれるそうです。

●ロンライフ梶ケ谷

都心へのアクセスもよい、神奈川県川崎市にあります。イタリアの地中海リゾートホテルのイメージでつくられたワンランク上の高齢者住宅です。

大きなリビングでは、2ヶ月に1回、プロの演奏家によるコンサート、アレンジメントフラワーなどが定期的に開かれます。

居住者主催で行われる、高級レストランや料亭での食事会、海外旅行会にも参加することができます。

もちろん、毎日の食事にも手を抜きません。全ての入居者の健康状態を把握し、味付けやメニューを変更。飲み込みやすいよう流動食にもしてくれます。

【料金】
部屋数 41部屋 22平米の1ルームタイプ
入居一時金 1800万円
管理費 14万7000円
食費 6万3000円

2階には、介護が必要となった人の専用のフロアがあります。ナースコールが設置され、看護師は日勤、介護スタッフは24時間体制で常駐しているそうです。

この2階へ移住するには、追加料金を支払わずに住み替えすることができるそうです。

・入居条件
原則として65歳以上 自立から要支援、要介護まで入居可能。

●メディカルホーム メディトピア真田

神奈川県平塚にある高齢者住宅 メディトピア真田の最大の特徴は、医療、介護、住宅が一体となった複合施設。

建物の1階には、クリニックとディサービス、2階には介護ステーションがあり、希望者には夜中巡回して安否の確認をしてくれます。

介護スタッフには、ドクターから直接指示されるため安心して生活することができるそうです。

【料金】
20平米タイプ 賃貸契約で
入居一時金 140万円
家賃 9万5000円
管理費 7万円
食費 5万7千円

やはり、質の高い老後を過ごすには、お金がいっぱい必要なんですね・・。(^_^;)