結婚すると、毎年必ずめぐってくる記念日。初めて出会った日、チューした日、誕生日、結婚した日など、人によりいろいろな記念日がありますよね。

私たちの年代では、俵万智さんのサラダ記念日が記憶に残ります。「この味がいいね、と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」は衝撃的でしたね。

こんな愛し方、愛され方があるのか・・と、心に響きました。

花束

「サラダ記念日」が出版されたのが1987年ですから、なんと30年も前の話しになるのですね・・・。「これが青春!」って感じでしたね。

それから、結婚して、子供が生まれて、何十回も記念日が巡ってきてました。でも、記念日は祝う日ではなく、喧嘩の日になってしまったことも何度もあります。

原因は、記念日に対する認識のズレ。記念日をとっても大切にする側と、過ぎたことしか思わない側の見解の差です。

二人の価値判断が合っているならいいのですが、それがズレていると記念日が、喧嘩日になってしまいます。

また、同じような事ですが、旅行の計画をきっちり立てる人と、現地での偶然が旅の楽しみという人がいますよね。

夫婦の価値判断が一緒なら、夫婦喧嘩は絶対に起こりません・・。

結婚式でスピーチしてくれた来賓の方のつまらないお話の有り難みが、最近ようやく身にしみてわかってきましたよね。(汗)

フジテレビ「ホンマでっか!?TV」では、そんな「男と女の記念日の温度差」についてでした。

セレモニーを大事にする派?あまり意識しない派?

●心理学的に言うと、あまり意識しない方が得!

普段おざなりな夫婦ほど誕生日・記念日に気合を入れる
長い目で見るとセレモニーで縛ることで徐々に夫婦関係が薄くなり易い

ある統合医療的に言うと、大事にするほうが良い!

主観的に幸福を感じている人は、より健康で長寿であると言う報告があります。
悲観的な考え方や不安、抑うつは、日常生活の楽しみや喜びが足りないと起こる傾向にあります。主観的な幸福感が乏しい人は、不健康で短命と言われています。

食事は人と一緒にすると良いことから、セレモニーで一緒に食事をすると幸福感を感じることにつながります。

●法律的には、あまり意識しない方が得!

大事にする派は人間関係が上手く行かなくなる可能性があります。
自分だ大事にしているのに相手がしてくれないとストレスになる。
祝われなくなると大事にされていないと思い、嫌われていると勘違いする人もいます。

法律的には2人とも意識しない派が夫婦喧嘩が圧倒的に少なく、うまくいきます。

旅行の予定はしっかり決める派?行き当たりばったり派?

●心理学的には、行き当たりばったり派の方が得!

行き当たりばったりの旅行のほうが、実はすっと考えています。
行き当たりばったりだと色々な種類の感情が湧き、現地で色々な判断を下すことになります。

豊かな経験が思い出になりやすい旅行になります。

●統合医療的には、しっかり決める方が得

行動の見積もり時間を考えると、行き当たりばったりは6割増しの時間がかかります。
何をするにも効率が悪く、気づくと時間が経過していたと言うことになりかねません。
夕方ごろになると判断疲れが出て来て夕食も適当になりがちです。

●脳科学的には、行き当たりばったりの方が得

旅行に効率を求める仕事の考え方があると豊かな旅行ができません。
効率ばかり考えると旅行が仕事化します。時には、非効率的に使った方が随所で脳が効率的に働きます。現地での探求が売る気や集中力アップにつながります。