ルー大柴さんといえば、日本語と英語が混ざった「ルー語」と独自のキャラが売り。実は、ルーさんの生年月日は、石田純一さんとまったく同じ1954年1月14日だそうですよ。

関根勤さんや小堺 一機さんも同じ年代。いつもTVで拝見していた芸能人の方も、次々と60歳になってしまいましたよね。

60歳はちょっと前までは、りっぱなおじいちゃん年齢でしたが、最近は精神的にも肉体的にも10歳前後若くなりましたよね。

といっても、60歳前後は大病の出やすい年齢でもあるので注意が必要です。忌野 清志郎さん58歳、中村勘三郎さん57歳、中村勘三郎さん59歳など、皆さん60歳の壁に阻まれてしまいました。本当に残念です。

ルーさんは、無事60歳の壁を乗り越えましたが、3月22日「駆け込みドクター」(TBS)での、芸能人人間ドックSPで、いくつかの異常が発見されたようです。

ルーさんは「寝耳にウォーター!」なんていってましたが、大丈夫だったのでしょうか?

ここから駆け込みドクターの内容です

ルーさんに見つかったのは、重度の動脈硬化性プラークでした。首の血管の超音波検査で、頸動脈にプラークがあるのが判明。

頸動脈にプラークがあるということは、身体中のあちこちが同じ状態である可能性が高いそうです。さらに、プラークが石灰化していました。

石灰化は血液中のカルシウムが沈着して固まった状態です。胸のCT画像を見てみると心臓の血管に白く付着しているのが写っており、ほぼ間違いなく冠動脈にも石灰化による狭窄があり、非常に危ない状態だそうです。

石灰化したプラークはわずかな衝撃で破れやすく、プラークが剥がれ血管が詰まれば、脳梗塞や心筋梗塞の可能性が高まります。石灰化したプラークは、普通のプラークに比べ死亡率が10倍高いそうです。

防ぐには、カルシウムをとることだといいます。血液中のカルシウムが不足すると骨から流れでたカルシウムがプラークに溜まってしまうそうです。毎日の食事からカルシウムをとることで防ぐことができます。

そのほか、ルーさんには血液検査で、γ-GPTが100(基準値70)で肝機能障害、中性脂肪が171(基準値149以下)の脂質異常が見つかりました。

また、脳のMRIでは、ラクナ梗塞という隠れ脳梗塞が見つかりました。ラクナ梗塞は、細い血管が詰まることで起こる小さな脳梗塞で、やがて大きな脳梗塞が起こる可能性高いのですが、自覚症状がないだけに気をつける必要があります。

頸動脈のプラーク、ラクナ梗塞、血液の脂質異常、肝機能障害など、ルーさんの場合、どれもが心配な状態なので、これからさらに気をつけて生活する必要があるということでした。