未知数の多い脳ですが、最近は、脳のアンチエイジングとして、脳トレーニングが盛んにおこなわれるようになりました。

脳ヨガ

その1つとして、「脳ヨガ」があります。

世界ふしぎ発見では、この「脳ヨガ」のやり方を紹介してくれました。

私たちの世代は、「物忘れ」や「認知症」を避けたいと思っている人が多いはずです。

認知症は、早くから脳のトレーニングをすることで、発症を遅らせたり、未然に防ぐことができると言います。

簡単な方法で「物忘れ」防ぎ、脳を元気にする秘訣を知りたいですね。

脳ヨガのやり方

脳ヨガとは、顔ヨガの間々田佳子さんと白澤教授の手指体操を組み合わせた物です。

脳ヨガの手の形

①腕を両目の脇に上げます
②親指と小指を立て、他の指は折り曲げてグーを作ります
③それぞれの親指と小指を交互に動かし伸ばします。
④右手の親指を立てたとき、左手の小指を立て、左手の親指を立てたとき、右手の小指を立てます。
⑤指をストレッチさせることがポイントです。
⑥次に指の動きに合わせて舌を動かします。
⑦右の小指を立てるときは右側に舌を出します。左も同じように動かします。
⑧さらに目を動かします。
⑨右の小指を立てるときは黒目を右側に寄せます。左の同じように動かします。

初めは難しくてできなくても、練習を繰り返すと必ずできるようになります。

脳は、練習しているうちに出来るようになり、新しい回路が形成されると白澤先生は言います。

禅呼吸のやり方

禅の瞑想は、ストレスを忘れ、穏やかな気持ちになるため、脳にはとても良いと言われています。

禅の瞑想を長期間修行してきた人たちの脳を調べたところ、注意力や感情の処理の役割を担う脳の領域が普通の人より大きいことが分かったそうです。

また、瞑想をすると、前頭葉の部分も大きくなり知能分野も発達させたり、脳の老化を遅くすると言う証拠もあるそうです。

瞑想をしている人の脳は、50歳になっても25歳の時と同じレベルの体積を保っていると言う調査結果があります。

これは、25年間も瞑想を続けている人の結果で、これから始める人はどうなの?と言う疑問がわきますよね。

でも、なんと同じ効果を得られるものがあるそうです。それは、「禅の呼吸法」です。

ゆっくりと吐いていって、それを止める、ふいごが膨らむように自然に吸っていく。これが禅呼吸です。

この呼吸法(呼吸運動)を集中してできるようになると、同じ効果が得られるそうです。

有田式呼吸法
①下腹部を意識し、ゆっくり息を吐く
②息を止めてから、自然にゆっくり吸っていく
②目を閉じず20分間続ける

これができると、アルファ波が出るようになります。

食欲を抑える花の香り

香りで食欲を抑える効果がある花とは?いったい何でしょう。

江戸時代から話題の香りで、九里先まで香ると言うことで「九里香」とも言われている花です。

この花は、「金木犀(キンモクセイ)」です。

2週間キンモクセイの香りを嗅いだグループの人は、香りを嗅がないグループの人より体重が1.4㎏減少したと言う実験結果があるそうですよ。