熟年世代にアトピーが増加しているそうです。

アトピーと言うと、幼児期の発症が多く、成長するに従い治るケースが多いのですが、治らないまま大人のアトピーになったり、子供の頃は何でもなかったのに、大人になってから発症するケースが増えているそうです。

熟年アトピー

アトピーは、ストレスや不規則な生活でも発症したり、重症化したりしますので、まずは、食事の見直しと規則正しい生活を心がけたいですね。

肌は、水分を失うとバリア機能が低下し、痒みが出ます。体臭を意識しすぎるあまり、石鹸などで洗いすぎたり、ゴシゴシ洗いすぎると必要な角質まで落としてしまい、カサカサ肌になります。

番組で紹介されるアトピーは、熟年世代に増加しているカサカサタイプのアトピー。ここ12年で50代から60代に増える傾向にあるそうです。

そこで、アンケートを実施して調べてみると7割に人が、引越し、転職、多忙などのストレスがきっかけで発症したそうです。

一般的に皮膚のバリアー機能は、紫外線を長時間あびたり、必要以上に肌を洗うと皮膜が薄くなってしまいます。

そうすると①水分が蒸発しやすくなる ②肌の水分量が減りお肌がカラカラの状態になってしまいます。

仕事のストレスの影響を調べてみると、同様にストレスが肌のバリア機能を確実に低下させていることがわかりました。

慢性的なストレスはバリア機能の低下させ、アトピー性皮膚炎を誘発している可能性もあるそうです。

アトピー性皮膚炎は遺伝性の疾患ですが、正しい治療、薬物療法を受けることで改善できます。

●皮膚のバリア機能を簡単に正常に保つ方法
皮膚に炎症がなければ保湿剤をたっぷり塗ると1~2週間で必ず元に戻ります。

1日に何度か量を多く塗ることが大切だそうです。

また、ゴシゴシと石鹸で洗うのは、よくありません。三田佳子さんは、ほどんど石鹸をつけて洗わないで入浴しているそうですよ。