記録的な猛暑もようやく過ぎて、秋の気配を感じるようになりましたね。夏場は、紫外線や汗、エアコン、寝不足など、身体ばかりでなくお肌もトコトン疲れ果ててしまっています。

このタイミングでしっかりスキンケアしておかないと、しみ、たるみ、シワの原因となってしまいますよね。

そこで、今、人気の美容皮膚科医の草野貴子さんが、疲れたお肌を回復させてくれる、スキンケア法を教えてくれました。

その方法とは「クレンジングの見直し」「保湿ケアの見直し」「たるみケアの見直し」、それぞれの効果的なポイントを伝授してくれました。

美容皮膚科医 草野貴子さんのスキンケア法

●クレンジングのセルフチェック
・毎日オイルでクレンジング
・時間をかけて丁寧に
・クレンジングしながらマッサージ
・お風呂でクレンジング、すすぎはシャワーで

これは全て間違いです。落としすぎは肌の乾燥を招いてしまいます。

クレンジングのコツは、「手早く、やさしく、こすらない」メイクをきちんと落とすがポイントです。

クレンジングの温度は34度前後がベスト、40度は高すぎ。オイルを使うのは、濃いメイクをした時にだけにします。

ミルクタイプが肌にやさしいのでおススメです。自分に合うかどうかサンプルで試してから購入してください。クレンジングは安易に考えがちですが、慎重に選んでください。

クレンジングの仕方

①クレンジングミルクを500円大が目安。
②最初に皮脂の多いTゾーンにのせます。
③Tゾーンから顔全体になじませるとき、絶対にこすらず指先で優しくなじませる
④小鼻のよこや、口の回りは指先でなじませる
⑤よくすすぐ。お湯の温度は34度。
⑥終わったらタオルでそっとふく。時間の目安は2分。

保湿ケアの見直し

よく浸透しないと効果がないので、ブースタの使用をおすすめします。

ブースターは、肌を柔らかくしてから化粧水の浸透を高めます。導入液や美容液という名前で探してください。

ブースター&化粧水の使い方

①洗顔が終わったらブースタを顔全体に伸ばす
②ハンドプレスでしっかりなじませる
③ブースターが馴染んだら化粧水を顔全体になじませる
④乾燥が気になる部分は、コットンに化粧水を含んで保湿
⑤終わったらハンドプレスでしっかりなじませる
⑥同様に美容液、乳液でケアする

たるみケアの見直し

たるみの原因は紫外線です。

・たるみ改善保湿マッサージ
①マッサージクリームを顔全体と首筋にたっぷり伸ばす
②最初は額からこめかみへ。三本指で滑らせる
③目の下からこめかみへやさしく指を移動させる
④小鼻の横から耳へ3回繰り返す
⑤指を鍵型にして顎から耳までフェイスラインをつまむ
⑥耳の下から鎖骨へ指でながす

これで1分20秒、入浴後から朝のメイク前にやるといいそうです。

草野さんのキレイの秘密

・肌の状態に合わせて化粧品を選んで使ってます。
・下半身がむくみやすいので毎晩風呂上りに脚をマッサージ。
・寝る前にストレッチをしてリラックスしてます
・5時間しか寝れないので睡眠の質を高めるため枕にこだわってます。

草野さんからのアドバイス「スキンケアはやればやるほど結果がでますので、基本に立ち返って一度見直してください。」とのことでした。