5人に1人がめまいに悩んでいるという時代。

めまいで一番気になるのが、めまいの原因が内耳なのか、小脳なのか、はたしてどこからやってくるのか?ですよね。

どちらが原因でも、頭痛や吐き気をもよおす、ぐるぐるとまわる激しいめまいは起こると言います。

坂田先生の本によると、めまいが起こったとき、手足に力が入る場合は、内耳の病気が疑われ、手足に力が入らずダラ~ンとする場合は、脳の病気を疑うとあります。

また、意識がはっきりしていれば内耳、意識が朦朧としていたら脳の病気を疑います。

まず、めまいが起こったら、薄暗い部屋で横になります。この時、顎を引き、めまいが楽になる方に頭を傾け、目は閉じずに一点を見つめるようにすると良いそうです。

これでしばらく様子を見てもめまいが治まらなければ、救急車を呼ぶと良いようです。

世界一受けたい授業では、めまいの権威 坂田英明先生がめまいについて詳しく説明し、自宅でできるめまい体質チェックもご紹介。普段からめまいで悩んでいる人は必見ですね。

自宅でめまいを治す方法

あなたはめまいになりやすいタイプですか?まずは、自分がめまい体質かどうかを簡単にできるチェック法です。

めまい体質チェック「キョンシー歩き」

①腕を前に伸ばす
②目をつぶる
③足ふみを50回する

この結果、足ふみをした所から50cm以上ずれたり、45度以上曲がっていたら、めまい体質だと言うことです。

左側に曲がってしまう人は、左側の内耳の機能が少し落ちているようです。また大きくずれる人は、内耳機能もそうですが、別の器官も機能が低下している可能性があります。

それは、自律神経、睡眠、ストレス、アレルギー、血圧が影響している場合があると言います。

このようなめまいは眼球を鍛えることで改善することが出来ます。

自宅でできるめまい改善法

①左手で顎を固定します。

②右手を前に出します。

③左、右、左と目で追っていきます。

④リズミカルに約10往復します。

⑤次に、上、下、上と目を動かします。

これを右左10往復、上下に10往復 1日3回行います。1か月やると少し慣れてきます。これにより、めまいもある程度コントロールできるようになります。

これと反して、自宅では改善できないめまいがあります。それは、朝起きたらすぐに強いめまいを感じるケースです。

起き上がる前から強烈なめまいがあり、手足のしびれや、吐き気がある場合は脳の異常によるめまいです。

出血などで小脳が膨らみ脳幹を圧迫することで起こります。死に直結する危険な状態ですので、すぐに病院に行くことが必要です。

脳の異常のによるめまいを防ぐ方法

①寝る3時間前までに夕食をすませる
②お風呂は半身浴 熱風呂、長風呂はNG
③寝る前には水を飲む
④寝る前にふくらはぎをマッサージする

ふくらはぎをマッサージすると全身に血液が循環し、脳への過剰な血流を抑えて脳出血を予防する効果があります。

ふくらはぎマッサージは、1日5分~10分、下から上に心臓に向かって血液の流れを良くするように揉みます。