50歳を越えてくると、目がとっても疲れやすくなりますよね。

私は、強度の近眼なので老眼となった今は、メガネを外すことで手元に焦点が合いますが、最近は、寝床で本やスマホをちょっと見ているだけで、目が疲れてしまいます。
メガネ

老眼の次に心配になるのが、白内障。白内障は世界の失明原因が第一位。白内障は、40代から始まり、50代では30~40%、80代ではほぼ全員がなると言われています。

白内障は水晶体が白く濁り、まぶしさ、目のかすみ、視力低下を生じ、最悪では失明の危険性もあります。

日本では、年間120万人の人が手術をしているそうです。

白内障はだれもがなるのもで、手術しなくてはいけない・・と思っていましたら、超早期に見つければ、進行を食い止めることができ、手術を回避することができるそうです。

ためしてガッテンでは、そんな白内障の新常識を教えてくれました。

トゲトゲ型白内障と色めがね型白内障の予防法 ためしてガッテン

白内障には段階があり、初期の段階では視力に影響がないため自分で自覚することはありません。

白内障の進行には、2つのタイプがあります。一つはトゲトゲ型、もう一つは色めがね型。

トゲトゲ型白内障

トゲトゲ型白内障は、目の周辺から白いトゲトゲがでてきて徐々に進行していくタイプです。普通の生活で視力に影響はありませんが、薄暗くなると、ものが2重、3重に見えてしまいます。

これは、薄暗くなり瞳孔が開くとトゲトゲ部分の濁りの部分にも光が入るようになり、光がずれて2重に見えるようになってしまうためです。

トゲトゲ型白内障の早期発見方法
メガネなどで視力を矯正した状態で片眼づつ月を眺め、2重、3重に見えたら白内障の初期症状かもしれません。

トゲトゲ型白内障の治療法
実は30年前からある白内障の点眼薬が、診断技術の進歩によりトゲトゲ型白内障に非常に効果が高いことがわかってきました。

初期の段階で処方すると、進行スピートを50%遅らせることができるようです。眼科にいき処方してもらってください。

色めがね型白内障

色めがね型白内障は、水晶体の中心でタンパク質が変性し、屈折率が替りピントが手前型になるタイプです。

しかし、それは白内障のためで、タンパク質の変性が進むと濁って見えなくなってきます。

色めがね型白内障の早期発見方法
今までの老眼が治ったように手元が見えるようになります。

色めがね型白内障の治療法
バランスの良い食事でいろいろなビタミンを1日の必要量を摂取することで、進行を抑える効果、発症リスクを30%抑えることができます。マルチビタミンなどのサプリメントでもいいそうです。

白内障の予防法

目の紫外線対策が有効です。帽子をかぶったり、サングラスをつけると紫外線をカットできます。帽子は深めにかぶると紫外線を50%カットすることができます。

サングラスは50~95%の紫外線カット効果があります。紫外線カット加工をしてあれば、だてめがねやコンタクトレンズでもカットできます。

白内障を手術すると睡眠が改善する

白内障を手術で治すと、目の奥に光が正しく届くことで体内時計が調整されやすくなるため、睡眠が改善するそうです。