スマホを持つようになって新たに加わったことに、寝床でのスマホチェックがあります。

チェックだけのつもりが、メールの返信をしたり、記事を読んだり、ゲームをしたりと、いつの間にか1時間なんて、あっという間に過ぎていきますよね~。

こういう日の翌朝は、目ヤニがいっぱい。老眼で疲れやすいうえに、さらに目を酷使して本当におバカさんという感じで、毎日反省してます(^_^;)。

目は、老眼の始まる40代から疲れやすくなりますが、一晩寝ても治らないのは「眼精疲労」の疑いがあるそうです。

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「眼精疲労」は、単純な「目の疲労」とは違い、保険適用になるれっきとした病気です。症状は、目だけでなく、身体に及びます。

・目の症状
目が疲れる、ぼける、かすむ、目が痛い、充血する、目が重い、涙がでる

・身体の症状
肩こり、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気

原因は、近視、乱視、老眼などの矯正不要、ドライアイ、緑内障、白内障、斜視、眼瞼下垂などが考えれられるそうです。

そこで「あさイチ」(NHK)では、「疲れ目度チェック法」手軽にできる「疲れ目解消法」、目をすっきりさせるための「簡単ツボ押し」などのスゴ技を教えてくれました。

手軽にできる疲れ目解消術

目の筋肉には、「毛様体筋」「虹彩の筋肉」「外眼筋」があります。毛様体筋は、水晶体の厚みの調整、虹彩の筋肉は瞳の開閉、外眼筋は、目を上下左右に動かす筋肉です。

目の疲れは、これらの目の筋肉が凝ってしまうため起こるそうです。

●目の疲れを取る方法

目のストレッチで、目の疲れを解消することができます。

①目を強く10秒間ぎゅーっと閉じます。

こうすると、毛様体筋、虹彩の筋肉のコリをとり同時に、涙(油分と水分)成分がでてきて、目の表面に膜をつくりドライアイを防ぐことができます。

慣れてきたら、目を閉じたとき目の玉をぐるぐる回すと外眼筋のコリも解消することができます。目が疲れたときにやると、ずいぶんスッキリするそうです。1週間つづけると、目のコリが随分ほぐれてくるそうです。

●目のツボ押し

目疲れで効果があるのが、ツボ押し。自分でも眉間やこめかみ、首の後ろなど自己流でやるのですが、正式なツボがあるそうです。

睛明(せいめい)と瞳子(どうし)りょうは、目の神経に作用するため、即効性があるツボです。目の周辺なので、やさしく押してください。

【睛明(せいめい)】
①目頭よりもちょっと内側で、鼻と目頭の間にある骨のくぼみです。
ここを押さえるときは、少し触れる程度でいいそうです。絶対に目頭や眼球を押さないでください。

【瞳子(どうし)りょう】
①目のちょっと外側にあるツボ。目尻から耳にかけてなぞって少しくぼんでいるところです。(こめかみのちょっと内側)

風池(ふうち)と玉枕(ぎょくちん)は、脳の視野に関する部分の血流をよくする効果があります。

【風池(ふうち)】
①頭蓋骨と首の骨の境にあるちょっとくぼんだところ。

【玉枕(ぎょくちん)】
①後頭部をなぞりでっぱったとことから、指2本離れた場所

●ガムとスルメで目の血流を改善

目の血行をよくすると、疲れ目が改善しますが、それには、ガムと食べるといいそうです。アゴの咀嚼が、目の周辺の筋肉も動かし、白目の血流をよくするそうです。

ガムは、集中力を高めたり、脳を刺激したり、いろんな効果があるんですね。

●目の疲れを防ぐには

パソコンなどのモニタを見ているとき、モニタ後ろの壁や窓から差し込む外光などがあると目が極端につかれます。

それは、モニタと周りの明るさ(輝度)が違うため、目を動かすたびに、光の量が違ってしまうので、都度、無意識に調整してしまうため目が疲れてしまうためです。パソコンと周辺の明るさを同じくするのがコツなようです。

やっぱり、部屋を暗くしての、寝床でのスマホはあんまりよくなさそうですね。(^_^;)