紫外線との闘いの季節がやってきましたね。5月頃の紫外線は、1年のうちで最も強くなりますから気をつけましょう。

若い頃、サンオイルを塗って小麦色の肌を自慢していた私たちは、この歳になって本当に後悔しています・・・。

ビーチ

しっかり紫外線対策をしている若い子をみると、「昔に戻ってやり直したい」と思ってしまいますよね。あ~、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンが欲しい・・・。

昔に戻れないなら、これ以上、シミシワを増やさないためにも、しっかり対策しておきたいですね。

女優の田中美佐子さんも、今年で56歳になりますが、若い頃は私たちと同じ「夏は小麦色」世代です。

いつまでもお綺麗な理由は、毎日のケアの仕方にあるのでしょうか・・。

日本テレビ「世界一受けたい授業」では、最新紫外線事情と、隠れジミの正体について教えてくれました。

紫外線についての最新事情

一番紫外線の影響を受ける日焼けのタイプは3タイプ

日本人の日焼けの仕方には、3つのタイプがあるそうです。
①すぐ赤くなりわずかに黒くなる
②赤くなったあといつも黒くなる
③あまり赤くならずすぐ黒くなる

この中でも、一番紫外線の悪影響を受けるタイプは、①のすぐ赤くなりわずかに黒くなるタイプ。皮膚がんなどの発生リスクが普通の人より、3倍~5倍高くなってしまうそうです。①のタイプの人は気をつけてください。

日傘の効果は?

日傘をさすと、紫外線の95%をカットしてくれます。ですから、紫外線対策に日傘は必須です。

日傘をさしても、道路など下からの反射する紫外線を気にする人がいますが、ほとんど気にする必要はないそうです。

紫外線を防げるのは、綿のシャツ、ポリエステルのシャツ?

紫外線をまったく通さないのは、ポリエステルのシャツです。紫外線UV-Bを、ほぼ完璧にシャットアウトしてくれます。

これは、ポリエステル分子が紫外線を吸収してしまうためだそうです。

紫外線を防ぐ色は、黒と白どっち?

白も黒も、ほとんど変わりません。しかし、黒は熱を吸収しやすいため、熱中症になる可能性がありますので、夏はやっぱり白がオススメだそうです。

田中美佐子さんもビックリ 犬山紙子さんの隠れシミ

番組では、エッセイストの犬山紙子さん34歳が、隠れジミの検査を受けました。犬山紙子さんは色白で、インドア派なので肌には自信があるそうです。

しかし、犬山さんの目視で見つけた隠れジミは左頬26個だったのですが機械で見ると46個に、右頬では目視が27個、隠れジミが73個ありました。

この結果に田中美佐子さんもびっくり。これらの隠れシミは、やがて表面にでてくるそうです。

隠れジミを消してくれる野菜は「にんじん」

隠れジミを消してくれる効果のある野菜は「ニンジン」です。

実験では、ニンジンベースの野菜ジュース200mlを8週間飲んだところ、隠れジミが確実に減少していました。

これは、ニンジンに含まれるβカロテンが、肌の新陳代謝をよくし隠れシミを減らしてくれるためです。ニンジンジュース、積極的に飲みたいですね。

シワ、シミを気にして紫外線を避けてばかりいると、ビタミンDが作られず骨粗しょう症になってしまいます。紫外線が弱い午前10時までと、午後2時以降の時間帯に、1日15分程度浴びることでいいそうです。