人類とカビとの闘いは終わるどころか、ますます激しさを増していますよね~。

毎年、毎シーズン梅雨時期には、いろいろなカビ対策がでてきますが、この闘いを終わらせるだけのものは、まだでてきていません。

お風呂場、エアコン、洗濯機、台所、壁紙、水分と温度があれば、カビはどこでも発生します。

お風呂のカビ

カビは、薬の開発や食べ物の発酵など大変役立つものですが、私たちの日常生活では、けっこう迷惑な存在です。

黒カビ、青カビ、白カビなど、湿気のある場所ならどこにでも繁殖し、気管支肺アスペルギルス症、夏型過敏性肺炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などの病気の原因となってしまいます。

そんな中、お風呂のカビを一撃で全滅させる方法が、ついに発見されたそうです。その効果はアメリカでも実証済みだとか・・・。

教えてくれたのは、NHKの「ガッテン」。やり方は「ゴシゴシ擦るのではなく、5秒間あることをするだけ」です。

ガッテンが教えてくれたカビ撲滅法

カビを発生させないようにと、カビ取り剤をかけてブラシでゴシゴシを擦り掃除していますよね。

実は、これがまったくの逆効果で、この行為はカビを増やすためにやっているようなものだそうです。

風呂の白い目地などは、本来表面はツルツルでカビなどが下地に侵入できなくなっています。

しかし、ブラシなどでゴシゴシしてしまうと目地の表面が傷つき、カビが目地の下の奥深くまで侵入する環境を作ってしまいます。

一度奥に侵入してしまうと、表面をいくらキレイに掃除しても、またすぐにカビが生えてきてしまいます。

ですから、カビ掃除はブラシでやってはダメなのだそうです。これは、目からウロコですね~。では、どうすればいいのでしょうか・・。

実は、カビは熱に弱く、50度の温度を5秒間当てただけで死滅しまうそうです。つまり、お風呂のシャワーを利用すれば、カビを簡単に撃退することができるという訳です。

ただし、50度5秒で死滅させられるのは、目地の表面だけ。下地に入り込んでしまったカビは、90秒あてると熱が伝わりやっつけることができます。

お風呂のカビの撲滅法

①50度のお湯を90秒かけ、ゴムパッキンの表面と裏にいるカビを殺してしまいます。

②カビ取り剤でカビの黒ずみをキレイにします。このときに、黒いカビが残っていてもこすらないでください。

③カビ取り剤をキレイに流し終わり、かわいたら、タイルの目地材で黒くなったところを白くします。

④カビの再発生予防は、1週間に1回、50度のお湯を5秒当てるだけで、カビの発生を抑えられます。

風呂の天井のカビは、シャワーでは熱湯が自分にかかる恐れがあるので危険です。

天井のカビは、掃除用の柄の長いワイパーに消毒用のアルコールをつけて、1ヶ月に1度拭くだけで発生が抑えられます。

エアコンのカビの撲滅法

クーラーを使っている時は内部が結露していて、カビの生えやすい環境となっています。

そこで、冷房を使った後に送風を1時間行うと、内部の部品が乾きカビの発生を防ぐことができます。

最新のエアコンは、冷房を使ったあとの送風機能が自動的に行われるそうです。

カビで悩んでいた方、今日から早速50度の熱湯シャワーで、カビを撃滅してください。私も早速、やってみようと思います。