今回の爆報!THEフライデーで、小林まさひろさんの終活が放送されていましたので、ご紹介します。

小林まさひろさん(61歳)は、田原俊彦さんの盟友で元ザ・ハンダースの一員として芸能界で活躍していました。

当時26歳の小林さんと、現在61歳の小林さん。髪は薄くなりましたが、体型は相変わらずボッチャリしています。

芸能界を引退した後は、フグ料理屋を開業し、地元横浜の名物料理店として繁盛し、家族で幸せに暮らしていました。

小林さんは、飲食店を経営しているので、毎年検便の細菌検査があります。その検査で、末期の大腸がんが発見されました。余命は3か月でした。

現在は、2週間ごとに抗がん剤を4~5時間投与し、それ以外に、携帯用の抗がん剤を身体に付け、胸から点滴しています。

これは、「静脈ポート」と言って、病院の治療とは別に2週間おきに3日間の投与するそうです。

小林さんは、言います。「私の体は、がんで出来ている」と。

小林さんは、ガンが発覚した当時は自暴自棄になり、家に帰らず店での寝泊りを1か月続けたそうです。

その後、何にも整理していないことに気づき、終活を始めました。

小林まさひろさんの終活

①遺言書の作成
心配事は家族への遺産分与だったため、司法書士に頼んで遺言書をかきました。

もめ事を防ぐため不動産や資産の分与は遺言書に記す必要があります。遺言書作成費用は、約6万円です。

②DVD制作
現在、葬儀の際オリジナル映像や自分の歴史本を配ると言う、セルフプロデュースが流行っています。

小林さんは、葬儀で使用したい4000枚以上の写真を「自分を見送るDVD」としてまとめています。

③葬儀プロデュース
葬儀のプランを48万円としました。

3か月の1度のがん定期検診では、肺に25個、腹膜に20個、腫瘍が全部で45個もあり、減るどころか増えていました。

しかし、小林さんは、諦めることなく再びボクシングを始めました。小林さんは、50代でボクシングを始め、チャンピオンに輝いたほどの腕前があります。

ガンと戦うには体力が必要と言うことで、ボクシングを再開し、死ぬまで動くことを決心し、ふぐ料理店を再開します。現在は、週5日、1人で切り盛りしているそうです。

見かけはとても元気そうに見える小林さんですが、体の中はガンでボロボロだと言います。

でも、終活の準備も万端。死を冷静に見つめながら前向きに頑張っています。

平成28年6月22日、小林まさひろさんが、大腸がんによりお亡くなりになりました。

享年62歳。ご冥福をお祈り申し上げます。