男尊女卑、男子厨房にはいるべからずなど、50年も前の昔話・・と思っていても、それでもまだしっかりと残っている家があります。

それは、地方都市であったり、古い家柄であったり、伝統的な家業の家だったり、父親の権限とともにしっかり受けつがれています。

しかし、現代の大部分の家では、まさに父親の地位は大失墜状態。

「亭主元気で留守がいい」に始まり、300円亭主、臭い、汚い、じゃま、そして、とどめは「夫源病」で熟年離婚。男性は、本当にかわいそうな地位に落ちてしまいました。

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今では、広辞苑に「女尊男卑(じょそんだんぴ)」という言葉がしっかり掲載されているそうです。

1989年に始まったTVタックルでは約25年にわたり、この男と女の問題を取り上げて議論してきました。

その中でも石原慎太郎さんVS田嶋陽子さんの闘いは見応え十分で、まさに「ゴジラVSモスラ」級。

今回は1000回記念第一弾として「夫のパンツを洗う妻は奴隷?」で大激論の歴史をまとめました!

TVタックルに田嶋陽子さん登場で男女論争勃発

女性の優秀な人は少しづつ出てきているけど、それをサポートする人がでてこないから、せっかくの女性が孤立してしまうよね。(たけしさん)

●田嶋陽子さんをめぐる25年語録

・男が仕事を牛耳っている。社会的地位とカネをくれよ!

・男だからこれしろとか女だからこれしろの時代は終わった(対石原慎太郎氏)

・飯を作れない男は一人前じゃない、パンツも洗えなきゃ。
→私はパンツを洗ってました。そんなにパンツが重要な訳?(舛添要一氏)

・男なんて8時間仕事終えて、毎日飲んで帰ってくるんでしょ。やってらんないよ~。いいご身分だよね~。 (対三枝成彰氏)

・配偶者控除103万円なんて、国が主婦を自立させない税制をつくっている。これを変えなければ、女性の社会進出はない。

・男は、穴と袋で女を利用しているだけよ~。

・男は結婚することで、子分を1人手下に置くのと同じ。なに~が、パートナーよ。

・田嶋さんがテレビにでてから、日本にはロクなことがない。(野坂昭如氏)

・あんた、結婚したこともないくせに、余計なこというな。 (三宅久之氏)

・とにかく、田嶋さんは、女性が男性の奴隷だという害毒を流し続けた。(舛添要一氏)

20代女性で「妻は家庭を守るべき」と考える割合は、2009年 27.8% → 2012年 43.7%に増えているそうです。

現在、65歳以上の単身女性の貧困率は46.6%だそうです。

600万稼げる男性は全体の5.7%、400万円以上でも25.1%しかいません。

結婚しても申し訳ないという理由で、結婚をあきらめている男性が増えているそうです。

女性には、父性と母性の両方備えている人がいっぱいいますよ。うちにお袋は、そういう意味では強かったなあ~。(たけしさん)

・主婦が掃除しているのに、偉そうに新聞読んで、そんなことしてないで、手伝え。誰もそんな親父信じないよ。

・男、男なんて言ってないで人間になってくれ!

・ためにたらんね~、この番組は・・(石原慎太郎氏)

・父性が阻害されていくと、誰が責任とって誰がこの国を守るのか、誰が家庭を守るのかということになってしまう。あんた、黙って人の話を聞きなさい!(石原慎太郎氏)

田嶋陽子さんをめぐる男女論争、これからもまだまだ続きそうですね。