盲腸は切らないほうがいい?腸内細菌バランスを整える大切な役目 

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盲腸は役に立たない、切っちゃったほうがいい・・誰でも一度は聞いたことがあると思います。

私もその1人です。15年ほど前に、白血球の数が9000近くあり、調べてみたら虫垂炎の可能性を指摘されました。

盲腸の痛み

仕事で忙しかったため入院し、絶食で抗生剤を投与し炎症を抑えることにしました。無事、炎症は収まったものの、1年後に再発します。

その時も薬で抑えたのですが、3度目の再発の時は意を決して外科的手術を行いキレイに盲腸を取り去りました。

私の盲腸は普通の人より長く、小さな憩室(穴)が幾つか空いていて、そこが次々と炎症していたそうです。

ということで私には盲腸はなく、今後虫垂炎で七転八倒する心配はありません。

これでひと安心と思っていましたら、最新の研究で「盲腸」には大切な役目があることがわかってきました。

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盲腸は大切なリンパ組織

平成26年4月大阪大学の免疫学フロンティア研究センターの竹田 潔教授たちのグループが、虫垂に関する研究を発表しました。

実は、虫垂は腸内の粘膜の免疫を守る上で重要なリンパ組織であり、IgAという抗体を生産する大事な役目を担っているそうです。

IgAは腸内細菌のバランスを制御しており、不足するとバランスが崩れ「炎症性腸疾患」などの病気が発症しやすくなります。

盲腸を切ってしまうとIgAが生産されなくなってしまうので、腸内細菌のバランスが保てなくなってしまうんですね。

盲腸がないと腸内細菌のバランスが崩れ腸炎を発症

腸内バランスが崩れると、腸管感染症、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患などにかかりやすくなります。

確かに、私も盲腸を切り取ってから腸の調子はあまり良くなく、すぐに下痢するようになりました。

虫垂とIgAの役目がわかってきたことから、腸管系の病気の新たな治療法も研究されているそうです。

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腸の弱い人は沢山いますので、早く良い薬ができて欲しいですね。

盲腸の役目は、TBS「生命38億年スペシャル 人間とは何だ…!?」でも紹介されました。


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