今「腸活」は大はやりですね~ 腸内環境を整えると健康になると言うことで、「腸内フローラ」をキレイにする話題でいっぱいです。

腸内フローラは、腸内の細菌の比率です。腸内に善玉菌と悪玉菌とその他の菌が理想的な割合でいるのが理想的な腸ですが、それが崩れると先ずは便秘になります。

腸活

それを放っておくと、がんやうつ病、糖尿病(2型)、感染症、心臓疾患、肥満なども引き起こす原因にもなりかねないので、便秘の方は、この際徹底的に「腸活」をしてみてはいかがでしょう。

では、善玉菌を増やして便秘を解消するのはどうしたらいいの?と言うことで、金スマでは、松本明子さんや伊藤かずえさん、春香クリスティーンさんの便秘解消方法を紹介してくれました。

松本明子さんと言えば、40年もの間便秘に苦しんできたことで有名な人です(笑 そんな松本さんが、腸の権威である小林先生の指導の下、便秘を克服した話は、ぜひ参考にしたいですね。

また、春香クリスティーンは、以前、下腹が出ているポッコリお腹でぽっちゃりタイプでしたが、便秘を克服したことで、スリムになってw、そういえば、初めての恋も経験したようです。

便秘にはタイプがあります

今回便秘解消法を詳しく教えてくれたのは、小林弘幸先生。順天堂大学医学部のカリスマ教授です。先生の外来は、現在7年半待ちだそうです。

そんな小林先生が、伊藤かずえさんと春香クリスティーンさんの便秘を治すべく、徹底指導しました。

まずは、2人の便秘のタイプを分析しました。

善玉菌のチカラ

●春香クリスティーンさんは、「直腸性便秘」でした。

一般的には、便が直腸に溜まると便意が脳に伝わり、脳が直腸やお尻の筋肉に指示し、お通じがあります。

ところが、春香クリスティーンの場合、便意を我慢していたため、直腸に便が溜まり、直腸が太くなっていました。

一度直腸が太くなってしまうと、必要以上に溜まるまで便意が脳に伝わらなくなってしまいます。

我慢するうちに便意を催すセンサーが鈍ってしまうのですね。

●伊藤かずえさんは、「弛緩性便秘」でした。

これは、腸の動きが鈍くなって起こります。。加齢などとともに内臓の動きが衰えて腸がゆるんで引き起こる便秘です。

便秘は、女性の死因の第1位「大腸がん」になる可能性も高くなります。また、便秘の人は、乳がんになるリスクが5倍に増えると言います。

便秘を侮るなかれですね!

小林先生が教える5つの腸活テクニック

①腸刺激エクササイズ

腸には便が溜まりやすいポイントがあります。
つかむ場所は、右手で右の腰骨の脇と左手で左の肋骨の下です。
左手が少し上の脇腹、右手が少し下の脇腹って感じですね。そこを、つまんでキュキュと揉みます。
揉みながら腰を大きく回します。
1回につき5回から10回を目安にやります。

②便秘エクササイズ

トイレの便座に座ります。
手を逆の足首につけます。
(右手を左足首、左手を右足首につけます)
大腸をねじり刺激を与えます。
肛門括約筋が動き、お通じにつながります。

③朝コップ一杯の水を一気に飲む

コップ1杯の水を一気に飲むと、胃に水の重さが加わり腸を刺激し、腸が目覚め動きが活発化します。

④発酵食品と水溶性食物繊維、大根おろしヨーグルトを食べる

キムチやお味噌汁、漬物、ひじきなどを食べます。

小林先生おすすめの 最強の整腸剤「大根おろしヨーグルト」の作り方

材料:ヨーグルト200g、大根おろし大さじ2、はちみつ大さじ2
これを混ぜて食べます。

大根おろしとはちみつは、乳酸菌のエサになります。大根おろしの食物繊維とはちみつのオリゴ糖が善玉菌の繁殖を促進するんですね。

⑤オリーブオイルを食べる

オリーブオイルは、便を包み込んで、スルッと出るんですね。

私も便秘歴40年以上です。腸刺激エクササイズと大根おろしヨーグルトで腸活を始めたいと思います。

腸活をして善玉菌が増えると、お肌もキレイになり、太りにくい身体になるそうですから、一石二鳥ですね。