ひざ痛で悩む人は、全国で2,500万人もいると言われています。そのうち、約3分の2は初期症状。

ひざ痛

重症化や寝たきりにならないためには、初期症状のうちに対策をとることが大切です。それは、膝周囲の筋肉を強くすることにより、膝を筋肉で支えてあげることです。

東邦大学の勝呂徹医師は、ひざ痛を予防するためには絶対に必要なトレーニングだと言います。

それでは、勝呂医師が提案する家庭でも簡単にできるひざのためのトレーニングをご紹介します。

●もも全面の筋肉を強化する運動
ひざを伸ばし、かかとを10センチ上げます。
朝と晩に片脚10秒ずつ交互に5回繰り返します。

太ももに力が加わり、始めのうちは脚がプルプルするかもしれません。

●ももの内側の筋肉を強化する運動
ひざの下にこぶしや枕などを入れ床に押し付けます。
朝と晩に片脚10秒ずつ交互に5回繰り返します。

ひざが伸びて気持ちよく感じます。普段使っていない筋肉を使っているのがわかります。

番組で紹介された変形性ひざ関節症の簡単チェック方法です。
①歩き始めや階段の昇り降りの際に痛む
②屈伸すると音がする
③痛みが1ヶ月間続く
④朝、こわばりがある

ひとつでも当てはまれば、変形性ひざ関節症の可能性があるそうです。思い当たる方は、医療機関でメディカルチェックを受けてくださいね。