足の裏を見ると、その人の健康状態が分かると言いますが、どこをどう見れば良いか分かりませんね?

足の裏診断

日ごろから気になっていた「足の裏診断」ですが、TBS「教えてもらう前と後」の番組で詳しく放送されていましたので、ご紹介したいと思います。

年齢が高くなると、足の裏がガサガサしてきませんか?

特に冬になると、カカトがガサガサ・ごわごわになって、ストッキングが伝線してしまうことも。

また、脚の指でぐーを作ったとき、付け根の骨がでるか?でないか?でも色々な体の不調が分かるそうです。

足はウソをつかないと言うことで、早速足をチェックしてきたいと思います。

足チェックその1 足の指でじゃんけんのグーの形を作る

足指をグーにしたとき、指の付け根の骨がでる方は問題ありません。骨が出ない人は、将来下半身太りの恐れがあります。

骨がでない人は、指先の筋肉が弱っており、指を曲げる腱が硬くなっている可能性があります。

筋肉が弱っていると、まっすぐ立った時、後ろに重心がかかり、姿勢が悪化し、脂肪がつきやすくなることで下半身太りに繋がると言います。

弱った足指の筋肉を鍛える方法として、ゴルフボールを使います。

ゴルフボールを足指で握ったり、足裏でコロコロと転がしたりすることで、筋肉を鍛えることができます。

足チェックその2 かかとの側面が硬くなっている

かかとの側面が硬くなっていると、将来尿漏れの心配があります。

重心がかかとの側面にかかっている人は、太ももの内側の筋力が弱り、膀胱を支える骨盤底筋が弱まる可能性があります。

また、カカトのかさかさは、水虫かも知れません。

水虫の菌である「白癬菌」が、かかとの角質を食べることでガサガサになってしまいます。

水虫は痒いのでは?と思いますが、「かゆみ」は水虫を排除しようとする免疫反応です。

かかとは排除しようとしないので、かゆみが出ないことが多いのです。

これが、かかと水虫の発見が遅くなる1つの理由ですね。

水虫かどうか見分けるポイント

①足の皮膚が丸くむけてくる
②2種間から1か月ほどクリームを塗ってもガサガサが治らない

かかと水虫は、40代以降急激に増えると言われていますから、中高年以降はかかとのガサガサに気を付けたいですね。

また、対策としては、
素足になる公共施設などに行ったら、24時間以内に足を流水で洗う。
乾いた状態で外側から一定の方向で軽く削る
等があります。

軽石などで決してゴシゴシこすらないことだそうです。

足にタコができていると将来寝たきりになるかも?

タコができている人は、実は骨の病気が隠れている可能性があります。それは、脚のアーチが崩れていること。

足の甲にあるアーチは、脚にかかる負担を分散させる働きがありますが、ヒールの高い靴や年齢とともにアーチが崩れてくると、特定の部分に負担が集中することでタコができてしまいます。

つまり、タコは足のアーチが崩れたことによる足の骨の崩れなのですね。

足の骨が崩れていると、体は無理にバランスを取ろうとします。

すると、ひざ、腰、肩、首など全身に負担がかかり、階段などで転んだり、けがで寝たきりになる可能背があると言うことです。

足のアーチを解消するには、インソールが効果的です。

インソールは崩れた足のアーチを本来の形に戻す働きがあります。

自分の脚に合ったインソールは、専門知識をある医療機関や店舗に相談すると良いとのことです。