年々、日本の夏はどんどん暑くなり、もはや亜熱帯地方の感じですよね。1960年代の子供の頃は、夏といっても夜になると涼しい風で一息つけたような気がします。

今や、都市部の昼間は、道路や車、エアコンから吐き出される熱風で息もつけない状態。道路を歩いていると、ボワ~ンとした熱風が渦を巻いている感じです。

夜になっても気温は下がらず、エアコンにタイマーを入れようやく睡眠。でも、切れるとすぐに室温が上がってしまい目が覚めてしまいます。

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この猛暑の中、熱中症で亡くなられる高齢者が増えています。特に、一人住まいのお年寄りの方が多く、体の変調に気が付かないうちに脱水症状がおきて、そのままひっそりと亡くなられてしまうそうです。

家にはエアコンや扇風機があり、それが動いていれば防げたのにもかかわらず、事故にあったほとんどの人がクーラーも扇風機も切ってしまっているそうです。

そこには、質素倹約だけでなく、クーラーの冷風嫌いや体の温度を感じる機能そのものが低下しているなど、高齢者特有の体の問題もあるそうです。

高齢者のエアコン事情

群馬県館林では、今年、最高気温39.5℃を記録しました。なんと昨年の館林の猛暑日は32日だそうです。

一人暮らしの老人は、エアコンを使わず窓は締め切り、扇風機だけで生活する人が多いといいます。

●高齢者がエアコンを使わない理由
・とにかくエアコンが嫌い
・自然の風が一番
・年金生活でお金がないから
・まったく暑くないので
・冷え性だから
・贅沢だから

いろいろな理由で、エアコンを使わない人が多いようです。

昔ながらの生活を変えようとしない高齢者、しかし、日本の夏の平均気温は確実に3℃上がっているといいます。

専門家は、猛暑の室内で生活を続けるのは危険だと警告します。

手足が熱く、額に汗をかかない状態は、脳血流が少なくなって熱中症の一分類である、「熱失神」なっている可能性もあるそうです。

現実的に、民生員の方がエアコンや扇風機をススメてもなかなか受け入れてもらえないそうです。

高齢者の方は頑固な人が多いので、テレビや新聞の情報をなかなか受け入れない傾向にあります。でも、地域の仲間や友人の話は、よく聞いてくれます。

高齢者を、熱中症の危険からどう防ぐか地域ぐるみの対応が一層求められています。

暑い時ときは、クーラーや扇風機を上手に使い、直接肌に風邪があたらないよう気をつけながら、今年の猛暑を乗り切って欲しいですね。