たけしのみんなの家庭の医学で紹介されていた「都道府県別健康長寿の秘訣」。今回は、心臓病、尿漏れ、食道がん、長寿がテーマです。

都道府県別健康の秘訣

心臓病

厚生労働省の調査によると心臓病の死亡率の最も低い県は、福岡県です。その福岡県民の生活を探れば、なぜ心臓病の死亡率が低いのかが分かると言うもの。

心臓年齢が実年齢より20歳も若い60代の女性の生活を探ります。福岡県民が日本一食べているものとは、果たしてなんでしょうか。

それは、青魚。それに減塩です。またストレスの発散が上手だそうです。

心臓はストレスが大敵。このストレスを解消する心臓に効く睡眠法があります。
1.寝つきが早い
2.眠りが深い
3.6時間以上の睡眠

寝付きを早くするには、寝る前の間接照明、ぬるめのお湯で半身浴、昼間体を動かすことがポイントです。

尿漏れ

尿漏れで悩む人の数が一番少ない県民は鹿児島県。その理由のひとつに亭主関白があるそうです。

鹿児島県の男性は、「黙って俺について来い」と言うタイプが多く、亭主関白だと言われています。九州男児と言われる所以ですね。

では、亭主関白の家庭は、なぜ尿漏れが少ないのか?妻が夫のためにせっせと家事をし積極的に動くからでしょうか。

尿漏れの大きな原因のひとつは、出産です。出産のとき、骨盤底筋を痛めてしまうのですが、鹿児島県の女性の出産率は全国都道府県では、多い方です。それなのに何故、尿漏れが少ないのか?

それは、多くの人がスポーツをし、家庭菜園や家事を積極的に行っているからだと言います。ぐうたら主婦がいないんですね・・・亭主関白もこのようなメリットがあるとは^^;

また、尿漏れを防ぐための骨盤底筋を強くする骨盤強化法が坂道ウォーキングです。坂道ウォーキングは、普通に歩くより1.5倍も効果があるというから、ぜひ実践してみたいですね。

食道がん

食道がんの発生率がもっとも低いのは、福井県。福井県の人が食道がんになりにくいのは、
1.喫煙と飲酒が少ない
2.熱いものは冷ましてから食べる
3.大根などの野菜をよく食べている

また、食道がんの発がん物質と言われるアセトアルデヒドは、口腔内の常在細菌により作られます。

ガンの元となる物質が口腔内で作られるとなると、それを予防するためには、口腔内の細菌を殺すことが大切ですね。そこで、福井県民に学ぶ食道がんを予防する方法は、「歯磨き」です。

1日に2回歯を磨く人は、1日1回の人と比べて約3割も食道がんのリスクが減るそうです。

都道府県別健康長寿の秘訣は、県民の特性などを想像しつつ、楽しみながら健康法を学べる番組ですね。