がんに対しての免疫療法は、10年以上前から研究され、一部の医療機関で試されてきました。

これまでの免疫療法は、がんの繁殖力にはかなわず、なかなか有効な成果が見い出せませんでした。

しかし、伊東恭悟先生(65)は、免疫による治療法を「第4のがん治療法」として確立するため、20年にわたり研究し挑みつづけてきました。

伊東先生の研究するのは「がんワクチン療法」。がん細胞だけを攻撃する免疫細胞、キラーT細胞を活性化させ、その免疫力の力で、がん細胞を抑えこもうというものです。

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がんワクチン療法の素晴らしいところは、自分の免疫細胞を使うため、痛みなどの副作用がほとんどないこと。そのため、治療中でも普段とまったく変わらない生活ができます。

当初は、「患者に合わせて薬をつくる非効率なことはできない」と、まったく資金が集まらず、自分の老後資金を切り崩し研究してきたそうです。

そして、2001年、前立腺がんが骨転移していた患者さんの骨転移を完全に消すことに成功しました。

この驚きべき成果が認められ、2013年7月日本で初めて、がんワクチン治療を専門に行う「久留米大がんワクチンセンター」が誕生しました。

伊東先生は、その初代所長に就任。一人ひとりの患者さんに合わせた「テーラーメイドペプチドワクチン」で治療に挑んでいます。

治療には、1回で4本のワクチンを注射します。がんは、個人個人で性質が違うため、1種類のワクチンでは効果がありません。

そこで、開発した31種類のワクチンの中から、患者に合わせて4種類のワクチンを選びだし、免疫力の活性化をはかります。

60代の男性で胃がん末期のため余命半年を告げられた患者さんは、なんと1年7ヶ月を経過しても、元気に日常生活しています。

ステージ4の肺がんの男性(71)は骨にも転移し打つ手がない状態でしたが、ワクチン治療をしてから1年半の間、がんの増殖が抑えられています。

寿命1年以内を宣告されたすい臓がんの65歳の女性は、抗がん剤とワクチンを併用させることでがんを縮小することに成功しました。

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この治療法は、まだ保険適用でないため、完全自費診療で1クール(6~8回)実施した場合約70万円の費用がかかります。

「がんワクチン療法」は、医療品承認まであと3~5年と言われており、現在は9合目付近だそうです。

今、先生は次のターゲットとして脳腫瘍で5年生存率6%患者数年間1200人という膠芽腫(こうがしゅ)に挑んでいます。

患者数の少ない予後のよくないがんは、光が当たらず、研究も治療法も確立されてない、そういうがんを治療したいと言います。

「すべては、患者の笑顔のために・・・」先生は、一人ひとりに合わせた「がんワクチン療法」でがん根絶のために挑戦し続けています。
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●簡単!がんを予防する料理(NK細胞の活性化するレシピ)

①タマネギ(クレセチン)を刻みます。
②にんにく(メチルシステインスルホキシド)を
③ごま油(セサミン)で入れ、タマネギを炒めます。
④キノコ類(βグルカン)を入れます
⑤水をいれて、約20分煮込みます
⑥ブロッコリー(ルテイン)を入れます。

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がんを予防する野菜スープの出来上がりです。

玉ねぎの効果を丸ごと簡単に摂取するには、ハウス『天然効果(R)タマネギの力』がおススメです。

比較的安価で毎日簡単に玉ねぎを摂取できるのはありがたいです。食べるときは、笑顔で食べるとNK細胞はさらに活性化するそうです。

現在、久留米大学では年間4千人にワクチンを投与しているそうです。現段階では、未承認のため臨床試験扱いで保険適用にはならず約130万円の治療費がかかるようです。