免疫療法は、今、一番注目を浴びているがんの治療法ですよね。「がん細胞は、なぜ死なないか」「どうすればやっつけることができるのか」。

人類は、免疫療法という第4の武器を使って、人類にとって最強最悪の病魔と、まさに最後の闘いを繰り広げています。

注目されている免疫療法は、「免疫チェックポイント阻害剤」といわれるもの。最近、テレビの健康番組で盛んに紹介されています。

免疫チェックポイント阻害剤は、免疫細胞の攻撃から身を守るためにがんが備えている能力を効かなくさせてしまうものです。

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湘南メディカルクリニック【免疫療法】
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もう一つが、2016年2月9日、京都大学ips細胞研究所の金子新准教授が発表した治療法で、免疫細胞の能力をips細胞により強化してしまう方法です。

これは、がんを攻撃する免疫細胞である「iNKT細胞」を健康な人から採取し、一部をips細胞に変えて培養し、その攻撃力を高めたものを、体に戻しがんをやっつける方法です。

実験では、がんに似せた性質のリンパ球の8、9割を、白血病細胞の6割を死滅させたという強力なものになったそうです。

「がんの盾を奪い取り、鉾の威力の強化させる」、この2つの治療薬が完成すれば、がん根治も夢ではありません。

日本人の作り出したips細胞により、人類最大の敵である「がん細胞」の治療薬ができたらすごいですよね。

この様子だと、私たちは、さらに長生きすることになりそうです。今から、人生延長分の用意をしなければいけない感じですね。