癌に向かってピンポイントで放射線を当てることができるサイバーナイフと言う治療法が、ベストハウス123で紹介されていました。癌患者さんには朗報ですね。

癌で入院

サイバーナイフは、定位放射線治療と言われ、放射線を様々な角度から癌細胞のみに当てることができます。

これにより、健康な細胞を傷つけることがないので、体へのダメージが少なく、日帰りの治療も可能です。

番組で紹介された50代男性は、下咽頭がんの末期と診断され手術と抗がん剤で、下咽頭がんを克服しました。

しかし、後日肺にも癌が見つかり、抗がん剤の治療を行ったのですが、よい結果を得ることができませんでした。

そこで、サイバーナイフによる治療を行った結果、肺の癌を撲滅することができたそうです。

このように、サイバーナイフは、治療が不可能となった癌にも効果を発揮することができると言われている治療法の1つです。

治療法がないと言われた患者さんは、サイバーナイフの治療を行っている病院にセカンドオピニオンを求めるのもいいですね。

日本では、脳腫瘍などの治療に効果をあげているようです。また、海外では、乳がんの治療で効果を確認しています。

サイバーナイフは、ガンバナイフのように、体をがっちりと固定しなくても可能なので、治療の部位が広がりました。

ちなみに、サイバーナイフの位置追跡技術は、巡航ミサイルの追尾システムとしても用いられているそうです。