足がつると本当に痛いですよね・・。

足の指が反り返ってきて「あっ、つりそう・・」とわかり、足先を引っ張ってなんとかしようとするのですが、どうにもならず、すぐに地獄の数分間がやってきます。

歳のせいなのか、一度足がつると数日間が筋肉に痛みが残ります。足のつりは、足の筋肉の常収縮や痙攣がおきている状態だそうです。

足がつる

普通におこる足のつりは、筋肉の疲労、ミネラル不足、栄養不足、加齢による筋肉量の減少、血行不良による冷えなどが原因で、あまり心配ありません。

しかし、頻繁に発生する場合、病気が原因となっているケースもあるので注意が必要です。

考えられる病気は、糖尿病、脊椎管狭窄症、甲状腺機能低下症、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニア、腎疾患、肝硬変、脳閉塞などがあります。

NHK「ドクターG」では、21歳の女子大生に起こった、突然の足のつりのケースを紹介しました。

就職のため、毎日企業訪問や面談にと忙しく活動していましたが、ある日の朝、寝ているときに突然激痛が襲います。

さらに、ほほの腫れや生理の乱れなども起こるようになり、日本医科大学 津田篤太郎先生の診断を受けました。

命の危機さえあると診断された、女子大生の病名解明に研修医が挑みます。

ドクターGの最終診断

患者さんの病名は、摂食障害でした。

食事をした後に吐いていたため、栄養が十分に取れず、カリウム不足から足のつりや嘔吐を繰り返していました。また、唾液腺が腫れることで頬が腫れ、生理が1年止まっていました。

摂食障害の場合、患者さんはそれを隠そうとすることが多くあります。そのような場合は、まずは患者さんと信頼関係を築くことが必要です。

摂食障害は、命にかかわるため、しっかり向き合う必要があります。今回の患者さんは、6か月間、月1回の診察でようやく信頼を得ることができました。

信頼できる心療内科を紹介し、彼女は立ち直ることができました。