冷え性に悩む女性は多いですが、ツンドラ型冷え性と聞くと、その重症度が予測できますよね~。

田中美奈子さんは、俳優の岡田太郎さんと結婚して現在46歳。2人のお子さんのお母さんとして子育て真っ最中。

でも、極端な冷え性で夏でも寒くて、ダウンジャケットを着ているといいますから、まさしくツンドラ地方で生活しているような感じです。

田中さんは、この冷え性に25年間悩まされ続け、ヤクルトも湯煎して飲むような生活をしているそうです。

46歳ですから、これから更年期を迎え、ホットフラッシュもでてくるでしょうから、冷えを治しておかないと大変なことに。

TBS「私の何がイケないの?」の番組で、田中美奈子さんの冷え性対策を行いました。

田中美奈子さんの冷え性治療

女性の冷え症には3つのタイプ

①四肢末端型冷え性
女性に最も多い冷え性。手先や足先が冷える症状。

②下半身型冷え性
下半身のむくみにより足腰が冷える。しもやけ、痛み、しびれがでる症状。

③内蔵型冷え性
ストレスによる自律神経の乱れで内蔵が冷え機能が低下。

田中さんの場合には、この3つの冷え性が重なった極めて重度な冷え性だそうです。

放っておくと極度の内臓機能低下が起こり、肝不全や心不全の危険性もあります。

冷え性対策の3大間違い

①靴下を履いて寝てはいけない
眠りが浅くなり、よけいに冷え性に

②長時間カイロを貼ってはいけない
汗がでるまでカイロを貼ると発汗作用で体温が下がり冷えに繋がる

③水を2リットル異常飲んではいけない
胃がチャポチャポする人は水分が貯まりやすい人なので、水分は多めにとらないこと。東洋医学では水は熱を奪ってしまうと言われています

血液をオゾンガスで浄化する血液クレンジング療法

そこで、田中美奈子さんが選んだ治療法というのが、なんと、血液入れ替え治療というから驚きです。

血液入れ替え治療は、オゾン療法(血液クレンジング療法)と呼ばれ、ヨーロッパで主に行われている治療法です。

エリザベス女王のお母様のクィーンマムさんも週に2回治療をうけ、病気しらずだったことから有名になりました。

そもそも冷え性は、体の隅々まで血流が流れないことでおこります。特に、手足などの末端の毛細血管が冷たくなりますよね。その原因のひとつが、ドロドロになった血液。

そこで血液を体外に一度取り出し、医療用のオゾンガスで血液を浄化しサラサラにしてから、体内に戻す治療法です。

田中さんは、オゾン療法のエキスパート、東京日本橋のメディアートクリニック院長 前山和宏医師の元で治療を行いました。時間は約30分です。

●血液クレンジング療法
①専用のビンに100ml~約250mlの血液の採取
②オゾンガスを血液に注入
③血液とオゾンを混和
④点滴で血液を戻す

治療中から身体がぽかぽかして頭はクリアに、視力もスッキリしてくるそうです。

肩こりや冷え性、むくみ、疲労、生理痛、細胞活性、スタミナの強化、老化防止などに効果があるとか。料金は、血液クレンジン1回で2万円前後のようです。