今年もやってきた花粉シーズン。鼻水ズルズルは、いまや国民病ですよね。

でも、油断していると、慢性副鼻腔炎になっていることがあるので注意が必要です。

副鼻腔とは、頬、目の間、額に左右4つずつ合計8つの空洞で、上顎洞(じょうがくどう)、篩骨洞(しこつどう)、前頭洞(ぜんとうどう)と呼ばれています。

空洞の中は粘膜で覆われていて、声を共鳴させたり、顔面から衝撃を受けた場合のクッションとなる役目がある言われています。

鼻水

ところが、風邪を引いたり、アレルギーやストレスなどにより副鼻腔内部に炎症がおこると、この空間に鼻汁が溜まってしまいます。

1ヶ月以内の症状の場合には急性副鼻腔炎、3ヶ月以上続く場合には、慢性副鼻腔炎と診断されます。

鼻詰まりや黄色や黄緑の粘り気のある鼻水がでて、頭がボーっとすることもあります。昔でいう「蓄膿症」ですよね。

慢性的な鼻づまりは、別の原因でおこるものがあります。

日本経済新聞2月14日「日曜に考える ヘルス」で、わかりやすくまとめられていたので紹介します。

●慢性副鼻腔炎
起こる場所・・・上顎洞
鼻水の特徴・・・うみに似ている
その他の症状・・鼻づまりなど
主な治療法・・・ネブライザーや抗菌薬を投与、手術も

●好酸球性副鼻腔炎
何らかの原因で好酸球(白血球の一種)が増え、働きが過剰になり発症
ぜんそく患者に多い 鼻ポリープができやすい 指定難病と認定

起こる場所・・・篩骨洞
鼻水の特徴・・・粘り気がある
その他の症状・・眼の奥の痛み、頭痛、嗅覚障害、頭痛など
主な治療法・・・手術後にステロイド薬などを投与

●副鼻腔真菌症
副鼻腔の中でカビはが増殖 免疫力が落ちているときに発症しやすい

起こる場所・・・鼻の片側
鼻水の特徴・・・悪臭を伴う
その他の症状・・周りの組織が破壊されると激しい頭痛や視力障害
主な治療法・・・手術後にス抗真菌薬を投与

●歯性上顎洞炎
虫歯や歯周病が原因で炎症がおこる インプラントが原因のケースが増えている

起こる場所・・・上顎洞の片側
鼻水の特徴・・・うみに似ている
その他の症状・・歯の痛みなど
主な治療法・・・歯科治療と鼻内手術を並行
(参照先:日本経済新聞2月14日「日曜に考える ヘルス」)

診断は、CTやMRIをすれば、簡単に判断できまるそうです。

慢性化すると結構厄介なようですから、いつもより長引いていると思った方は、早めに耳鼻咽喉科で診てもらってくださいね。