片頭痛に悩む人は、800万人にいるといわれています。でも、自分では、片頭痛だと思っても、実は別のタイプの頭痛だったり、命にかかわる脳の病気の可能性もあるので、注意が必要です。

脳の問題がない頭痛には、
①片頭痛
②緊張型頭痛
③群発頭痛

のタイプがあり、それぞれ特徴があります。

片頭痛の痛み

●片頭痛

何らかの影響で自律神経が乱れ、脳の血管が拡張して、周りの神経を刺激するため起こります。

特徴として、脈拍に合わせてズキン、ズキンとした痛みです。前兆で、目の中がチカチカすることもあります。

●緊張型頭痛

肩こりや目の疲れ、ストレスから筋肉が緊張して起こります。特徴として、ギューッとしめつけられるような痛みです。

●群発頭痛

こめかみ部のの血管拡張がおきているためといわれています。特徴として、毎日同じ時間に強烈な痛みが起こります。

その他、頭部神経痛、低髄液圧性頭痛、労作性頭痛などがあります。頭痛は、どのタイプであるか確認して対処しないと危険です。

またかと思って、頭痛薬や痛み止めに頼っていると、取り返しのつかないことになることもあるので、見極め方をしっかり学んでおきましょう。

今増えている頭痛ランキング

第3位 群発頭痛
群発地震のようにある一定期間、1日のほぼ決まった時間に30分から数時間続く、激しい頭痛です。

第2位 頚性頭痛
首の筋肉の緊張や肩こりかたくる頭痛です。20~40歳代の男性に多く発症し、必ず頭の片側だけに起こります。頚性頭痛の場合には、肩こりをとろうと首を回してはいけません。

第1位 新型片頭痛
片頭痛持ちのため、色々な種類の頭痛薬を常用しているうちに、普通の片頭痛が新型片頭痛に変貌を遂げてしまいます。

新型片頭痛の対処法

新型片頭痛は、片頭痛持ちの人が、間違った対処をしてしまうため頭痛が慢性化してしまい、慢性化してしまう「慢性片頭痛」です。

毎日鎮痛剤を飲んでいたり、薬の容量を守ってないと、身体のもっている本来の鎮痛効果を弱めてしまいます。

その結果、痛みに過敏になってしまい、月のうち半分以上頭痛に悩まされることになります。

頭痛薬は300種類もあるので、自分で勝手に対処していると大変なことになるので、止めるべきです。

よく起こる頭痛には、片頭痛と緊張型頭痛があります。この2つの頭痛は、原因も対処法もまったく違うため処方を間違うと、逆に悪化させてしまうので注意が必要です。

●片頭痛と緊張型頭痛の見分け方
頭痛のあるときにお辞儀をすると痛みが増すのが片頭痛、変わらないのは緊張型頭痛です。

●対処法
●1日2分 頭痛予防体操
首のインナーマッスルがストレッチされ頭痛が出にくくなります。

①頭を正面に固定したまま背骨を軸に肩を回します。

片頭痛は、頭痛の無い時に予防として行ってください。緊張型頭痛の人は、頭痛のある時、痛みを柔らげてくれます。

簡単な体操ですね。ちょっとした空き時間に行って頭痛を予防してくださいね。

くれぐれも自分の処方で、鎮痛剤を飲み続けないでくださいね!