美人のやり手の女性社長として活躍していた彼女に襲った顔面大火傷。

透き通るような肌は焼きただれ、誰もが目を背ける状態になってしまいました。

再起不能だと、だれもが思っていた3週間後、火傷の傷跡などどこにもない、完璧なまでの姿で戻ってきました。

彼女の顔の再生手術をしたのは、香港のカリスマエステシャン。その驚きの再生術を紹介してくれました。

杉村さとりさん37歳は、美しいエステシャンでした。ところが今年6月、油の入った鍋に火が入り、火災を起こします。

その鍋の火を消すために、水をかけたところ鍋が爆発し、顔面と腕に大やけどをおってしまいます。

医師には「一生傷が残るだろう」と絶望的な言葉を言われます。3日後に見た自分の肌はケロイド状になりパンパンに腫れ上がっていました。ところが、3週間後に奇跡が起こりました。

皮膚を再生させた奇跡の方法

その1 冷水療法

すぐにお風呂場に行き、冷水のシャワーを体が凍えるほど10分間浴び続けた
⇒これは、患部の温度を下げ、やけどのダメージを食い止める作用があります

さらに、やけどの後にすぐに消毒をしてはいけません。消毒液は酸化作用が強く皮膚にダメージを与えてしまいます。これは間違った対処法です。

その2 LED治療

LED治療とは、特定の波長の光を皮膚に照射することで細胞を活性化させる治療法です。通常、治療は皮膚から軟膏を塗るなど皮膚の外側から治療を行い回復を待ちます。LED治療は細胞を活性化させ皮膚の内側から回復を促します。

彼女は、日本滞在中8日間、毎日顔と腕に15分ほど照射しつづけました。この治療法は、かなり高額なようです。この治療で、彼女の肌は、かなり回復したそうです。

そのほか、エステシャンとしての知識をフル活用しました。アミノ酸のサプリメントを通常の3倍摂取。

酵素が豊富に含まれる生の果物(オレンジ、イチゴ、キウィ、ブドウ等)を毎日取り続けました。

その3 ファスティング

ファスティングとは、水分を補給しながら行う断食で、期間は1日半~2日間。プチ断食と言われていますね。

食事をすると消化にエネルギーが使われますが、食べ物を摂らないことでエネルギーが代謝機能に使われ、皮膚の再生能力が高まるようです。

ファスティングの際に大切なのは、水分補給。その水分に彼女は特性ジュースを作って飲んでいました。

特性ドリンクの作り方
材料:
・レモン 半分
・メイプルシロップ 大さじ1
・一味唐辛子 少々
・水 200cc

グラスにレモン半分を搾り、メイプルシロップ、一味唐辛子を入れよく混ぜ、最後に水200ccを注げば完成。

この特性ジュースで、ビタミン、ミネラル、糖分を補い、皮膚に潤いを与えます。

治療結果

彼女は、体の外側と内側から徹底したケアを行い、ほぼ以前の状態の肌に戻りました。

彼女の場合は、特別な例かもしれませんが、やけどをしても元の肌に戻ることも可能だと言うことが分かり、希望が持てる情報でした。