お肌の年齢を若く保つことは、アンチエイジングの王道ですね。お肌を若保つコツを、神戸大学名誉教授 市橋正光先生が教えてくれます。

一般的に、お肌を若く保つには
①皮膚の水分を保つ
②皮膚の内側の脂を保つ
③紫外線を遮断することが必要だと言われています。

この中で、最も注意しなければないないのが紫外線だそうです。

紫外線には、紫外線AとBがあります。

●紫外線B
紫外線B(UVB)は、強く肌を赤くしたり、水ぶくれを起こしたりするエネルギーの強い光です。

強く浴びると、皮膚がんになったり、シミをつくったりします。日傘などをさし直接光を浴びないようにすることで防げます。

●紫外線A
紫外線A(UVA)は、UVBほど急激に肌に影響を与えませんが、曇りの日やガラスなどを通過してしまう光です。

最新の研究では、このUVAがお肌に強く影響していることが知られるようになりました。

UVAは波長が長いため、肌の内部までに深く侵入していき、お肌の大切なコラーゲンを変化させて、シワをつくる原因になるそうです。

市橋正光先生が教えてくれた、光でお肌を老化させないコツ

お肌の大敵は、紫外線。日本では、子供の頃には日焼け止めを塗る習慣がないのですが、海外では子供の頃から塗ります。

オーストラリアでは、サンスクリーンを塗らないとプールに入れてもらえないそうです。

●肌年齢の若い人
・小さいこ頃から紫外線対策をしている人
・北海道で育った人
・ストレスのない人
・野菜や果物をたっぷりとっている人

●シミを予防する飲み物
・なんとコーヒです。

コーヒーには、コーヒーポリフェノールというものすごく抗酸化力の強いものが入っています。1日2杯以上飲む人は、そうでない人にくらべシミの量がずいぶん少ないそうです。

●隠れしみのある人が表面にでないようにするには
しっかり緑黄色野菜を食べて、鮭、エビ、蟹を食べてしっかり抗酸化することで防ぐことができます。

●そのほかの紫外線対策
・白い服を着て外出すると反射して首が早く年をとる
・傘は中が白だと反射光で焼けるので中は黒にする
・洋服も黒にする

●シワを防ぐ風呂の入りかた
42℃の風呂に1日5分入ると、サイトカインという細胞を元気にするタンパク質がでてきてシワを防ぐことができるそうです。